M&Aコラム
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2021年10月14日、東京証券取引所が運営する株式市場「TOKYO PRO Market(TPM)」に日本M&AセンターがJ-Adviserを担当する株式会社サトウ産業(新潟県上越市)が上場しました。東京証券取引所では上場セレモニーが行われ、晴れて新潟県の企業では2社目のTPM上場企業となりました。

高い内製化率と女性活躍

サトウ産業は1974年創業。建築物の構造体である「柱」や「梁」などの設計と製作を手掛ける鉄工建設業の企業です。事業の強みは関東圏で高い納入実績を持ち、内製化率は95%を誇り高い効率性が業績を支えています。上越市内には広大なストックヤードを保有し、大規模な受注案件にも対応できる点も武器となっています。世界の潮流となるESG経営を先取りする形で、女性役員比率も50%と高く、建設業界では従業員の女性比率も3割以上と異例の水準で、働きやすい職場環境を実現しています。

鉄工建設事業者として街づくりに貢献

上場セレモニーには、サトウ産業の佐藤明郎代表取締役ら役職員5名が出席し、東証から上場通知書を受け取りました。恒例の打鐘では企業名が刻印された木槌を使い、企業の繁栄を祈って計5回の鐘の音を打ち鳴らしました。東証のティッカー(円形電光掲示板)には「祝上場 株式会社サトウ産業」の文字が流れ、上場のお祝いムードを盛り立てていました。佐藤代表取締役は「『固定観念にとらわれない柔軟な思考、奇抜な発想、行動は大胆に」をテーマに、これからもお客様に選んで頂ける鉄工建設事業者として街創りに貢献して参ります」と決意を新たにしました。

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TPM上場で持続的な成長基盤を整備

地元新聞社と業界紙からの取材には「上場日に鐘をたたくこともでき、夢のようで感無量です。上場は通過点、社会の公器となって社員の生活を守り、さらに社会に貢献していきたいです」とさらなる企業の飛躍を誓いました。

2019年から上場支援を担う日本M&Aセンターにとって、サトウ産業は8社目のTPM上場企業となりました。地方創生の実現のため、日本M&Aセンターでは47都道府県から上場企業を輩出することを目標に、今後も企業の存続と発展に貢献してまいります。

上場のご相談は日本M&AセンターTOKYO PRO Market事業部まで

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