株式会社ツクイホールディングス(神奈川県横浜市)と大学発ベンチャー株式会社INTEP(東京都品川区)は、介護DXを実現するシステム開発に向けて提携を開始した。
今回開発する「FG-001」は、INTEPが開発したタブレットによる動画撮影だけで歩行状態をAI解析でき、介護現場において重要な業務である運動や認知機能の検査結果を簡便に集約できるシステム。
ツクイHDおよび関連企業は、デイサービス事業、住まい事業(有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム)、在宅事業(訪問介護/訪問入浴/訪問看護/居宅介護支援(ケアプラン作成))等の事業を展開している。
INTEPは、医療用システムの開発、医療機器・健康機器の開発・製造・販売、医療機器・健康機器のコンサルティングを行っている。
本提携により、ツクイHDは、FG-001をツクイHDの子会社、株式会社ツクイ(神奈川県横浜市)が全国展開するデイサービス事業所でテスト導入し、実際の現場での有効性を検証するとともに、機器のさらなる精度向上を図る。
また、デジタル技術を活用し、ツクイHDは未来型介護の実現を目指し、INTEPはさらに介護業界におけるDXの促進に向けて多くの施設での導入を目指す。
(提供:日本M&Aセンター)