THE OWNER特別連載「経営者のお悩み相談所 〜経営コンサルタントが一問一答!〜」第18回目は「個人と所属部署の目的が一致しない場合にどうやって育成するのか?」という経営者のお悩みについてお答えします。
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【今回のご質問】
個人と所属部署の目的が一致しない場合にどうやって育成するのか?人事異動は年に1回、希望部署に必ず配属される確約はない。
個人と所属部署の目的の不一致は個人のモチベーションを下げ、効率を下げてしまうだけでなく、所属部署にも悪影響を与えます。また最悪の場合、個人の退職につながってしまう恐れもあります。どのように対処するべきか考えてみましょう。
岩下 廉(株式会社ポムスタディ 代表取締役社長)
【略歴】製薬会社、国家公務員総合職での勤務を経て、ITベンチャー企業でディレクターを務める。20年1月より株式会社ポムスタディを設立して独立。
【学歴】東京大学 農学部 国際開発農学専修 卒
【資格】TOEIC970、将棋アマチュア参段
【株式会社ポムスタディ】マーケティングを中心としたコンサルティング事業および教育学習支援事業を推進。コロナ禍の状況下でも、増益増収を達成中。
HP:https://pom-study.com
Mail:info@pom-study.com
【学歴】東京大学 農学部 国際開発農学専修 卒
【資格】TOEIC970、将棋アマチュア参段
【株式会社ポムスタディ】マーケティングを中心としたコンサルティング事業および教育学習支援事業を推進。コロナ禍の状況下でも、増益増収を達成中。
HP:https://pom-study.com
Mail:info@pom-study.com
世代特性および企業・個人間の目的のズレを理解しましょう
人材育成を語る時にどうにも扱いが難しいのが、ジェネレーションギャップによる価値観の差です。多くの企業では育成側にあたるのは管理職であり、50代60代であることも珍しくありません。一方で最も若い新入社員は10代後半〜20代前半ですので、年齢差は約30歳です。親子ほどの年齢差があって、努力なしに相手のことが理解できる人は少ないでしょう。