JA全農ミートフーズは4月23日から、九州の「袋かき氷」をアレンジした新感覚の肉の調味料「かけ氷 ごま味」「かけ氷 青しそ味」を、九州の生協、スーパーマーケットで発売する。
商品は、JA全農ミートフーズ九州営業本部、冷菓製造のオランダフーズ(株)(長崎県壱岐市)、スープ・調味液製造の松原食品(株)(福岡市)、学生団体の青山学院大学経営学部学生リーダーズ(東京都渋谷区)の4者共同開発商品。
昔ながらの九州の「袋かき氷」をヒントに、学生リーダーズがフレーバーを考案し、松原食品がベースの味を製造、オランダフーズが凍らせで削り“袋かけ氷”に仕上げた。そして、JA全農ミートフーズがお肉などの素材を組み合わせるなど商品のプロデュース・販売を担う。
JA全農ミートフーズ九州営業本部食材加工品課の村上望美さんによると、同社として学生団体との商品の共同開発は初の取り組みという。村上さんは「九州では『袋かき氷』は非常に馴染み深い商品。だし氷を削ることでフワフワした食感が特長で、冷しゃぶや冷やし中華などにかけるだけでなく、冷やし餃子、棒棒鶏、サラダうどん、そうめんなどのタレとしてでもおススメで、食欲が落ちる暑い夏にもお肉をひんやり・さわやかに食べることができる」としている。同社では、今回の「かけ氷」を第1弾として、引続きJAグループとして新しい食文化の創造・食育活動に務めていきたいと話している。
〈畜産日報2021年3月30日付〉