食品産業新聞社
(画像=食品産業新聞社)

ビジョンバイオ(株)(福岡県久留米市、塚脇博夫社長)は3月8日から、“アニマルフリー食品”の受託検査を開始した。

ベジタリアンやヴィーガン向け食品を輸出する企業が増える中、食品中の動物由来DNA、卵・乳のたんぱく質を検出することで、動物性原料の含有を科学的に確認することができる。

アニマルフリー食品には正式な基準や検査方法が存在しないため、出荷前や仕入後、製造ラインのコンタミチェックなどの際の自主検査ニーズを掴む狙いがある。

価格はスタンダードコース(PCR+ELISA2キット使用)が6万2,000円(税別)、シンプルコース(PCR+ELISA1キット使用)が4万8,000円(税別)。検査日数10営業日。

なおビジョンバイオでは動物由来DNAが確認された際の混入種同定検査(肉種・魚介類DNA判別など)も用意している。

〈米麦日報2021年3月9日付〉