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(画像=Jラボ)

新型コロナで移動が制限されたことで、
起業家の皆さんは地域の魅力も課題も再発見していることと思います。
「大都市と地方」のように二項対立で語られがちですが、
実体としては、都会にも地方にも、
それぞれで培ってきた個性と個別の課題が存在します。
起業家の皆さんに求められる課題解決策も、
それぞれの事情に合った個性的なものが求められているはずです。

創業支援という地域の政策としても、
自治体の事情とニーズに合わせた個性的なものが増えてきました。
そこで今回は、そうした一風変わった創業補助金の一部をご紹介します。

ふるさと投資(クラウドファンディング)活用支援事業(千葉県)

千葉県の創業補助金です。
クラウドファンディングを使って創業資金を調達した場合に、
その手数料などを最大50万円補助されます!。
実際に地域の人に応援されたことで立ち上がった事業なら、
その後もずっと地域に愛され、必要とされるビジネスになりそうですよね。
中小企業の新規事業としても利用できます。

ふるさと起業家支援事業費補助金(高知県)

高知県の、ふるさと納税を活用した創業補助金です。
ふるさと納税の仕組みを利用したクラウドファンディングで出資者を募り、
集まった額に100万円を追加した額を受け取れます。
本来なら税金として使われるはずだったお金を預かって事業をするというのは、
高知を愛する起業家にとってはやりがいのあるチャレンジになりそうです。

起業チャレンジウェルカム支援事業補助金(豊後高田市)

県外から豊後高田市に移住して起業する際に使える補助金です。
最大100万円が補助されます。
ITや特産品活用など地域経済に大きく寄与する事業の他、
伝統工芸や芸術・創作活動も手厚く補助してもらえるのが嬉しいですね。
文化の担い手として、移住先にしっかりと根を下ろすことができそうです。

時代と共に、創業のあり方もどんどん変わってきています。
かけがえのない地域のかけがえのない存在になれるよう、
自分なりの起業スタイルを追求していきたいですね。
多くの自治体で、柔軟に支援してくれていますので、
ぜひこれ以外にも探してみてください。