新しい生活様式で必需品となったマスク。不織布マスクは供給も安定し、価格も下がってきていますが、一方でマスクでもおしゃれを楽しみたい人も多いはず。流行に敏感なデパート好きの方はその思いも強いでしょう。
流行の発信地・銀座の老舗百貨店「松屋」でマスクファッションの楽しみ方をうかがってきました!
楽しみかた1
「マスクの個性を楽しむ」
コロナ禍でアパレル工場も通常製品の製造がストップ。その分をマスク製造に充てている企業があります。1階婦人雑貨「マチューア」はデザインからパターン、縫製までを行っている縫製会社。プロが一つひとつ手作業でマスクを制作しています。オートクチュールのレースを使ったマスクは洋服とも合わせやすく、ラインストーンなどポイントもしっかり取り入れています。ほかに名古屋の有名な伝統工芸である有松絞りの生地を使ったマスクなど個性豊かな商品が揃っています。
6階「アンドスリープ」では京都の座布団メーカー「洛中高岡屋」のマスクを販売。座布団の生地を使用しており呼吸のしやすい立体形状を採用しました。裏地は肌触りの良いダブルガーゼを使用。洗濯すると生地が馴染み、手触りが良くなっていくのが特徴です。
7階リビングフロアではテキスタイルメーカー「NUNOワークス」のプリーツマスクを販売しています。個性的な柄で自分に似合う1点を探すのも楽しいですね。お手頃価格でいろんな柄を揃えたくなります。
楽しみ方2
「コーディネートで楽しむ」
既存のファッションアイテムとのコーディネートを考えるのも新しいマスクの楽しみ方。1階婦人雑貨のコーナーではストールと同じ柄のマスクを提案しています。流れ星のデザインはデザイナーの黒石恵子氏によるもの。ストールとともに顔周りを明るくコーディネートできます。
前述の「NUNOワークス」ではパンツと共布のマスクを販売しています。
クッションと共布のマスクもありました! こちらは自宅での集まりで着用すると注目を浴びそうです。
楽しみ方3
「夏ならではの装い」
日本の夏といえば浴衣です。松屋には浴衣や手ぬぐいの生地を使用したマスクも登場しています。浴衣と合わせても良し、手ぬぐいは半襟代わりにしてこっそりおしゃれを楽しむのも良いですね。
番外編
呼吸がしやすいフェイスカバーはジムでのスポーツにおすすめ
コロナ太りで運動したい人にはワコール「CW-X」のマルチウェイカバーがオススメです。吸汗速乾とUVカット機能がついています。ネックカバーとして使用すれば、ランニングやジョギング時のエチケットもばっちり、呼吸が苦しくなりにくいのでスポーツマスクとしてもおすすめです。タイツとコーディネートもできますよ。
※情報は取材時のものです。在庫状況などは店舗にお問い合わせください