デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ T&L合同会社(東京都千代田区)は、アリーナシステム株式会社(石川県金沢市)が、グループに参画したことを発表した。
アリーナシステムは、デロイト トーマツ T&L合同会社の子会社であるデロイト トーマツ タレントプラットフォーム株式会社(東京都千代田区)による全株式の取得を通じ、2025年9月1日付で、デロイト トーマツ グループに加わり、社名をデロイト トーマツ アリーナ株式会社に変更した。
デロイト トーマツ グループは、総合プロフェッショナルグループとして、経理・税務業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援している。税額計算や申告書作成、税務相談、税務調査対応まで独自のプラットフォームで一元化するクラウドサービス「Connected Tax Services」を提供している。
デロイト トーマツ T&L合同会社は、税務や法務、通関など異なる士業の知見を総合したサービス実現の要として2024年12月に設立された。
アリーナシステムは、主力として、中堅・中小企業向け統合基幹業務システム(ERP)の導入支援を行っている。 中堅・中小企業向けの財務会計ソフト「奉行シリーズ」、中堅・中小企業向け統合基幹業務システム(ERP)「大臣エンタープライズ」の認定パートナーとして、システム導入を提供してきた。
目的
本件により、デロイト トーマツ アリーナは、顧客企業に対して「Connected Tax Services」を活用し、ERP導入から税務申告までEnd to Endで支援することが可能となる。
またERP導入に加えて、税理士法人や監査法人などデロイト トーマツ グループの他法人と連携することで、業務の進め方や戦略・システムなどを根本から見直し、再設計するBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)まで踏み込んだ支援も提供していく狙い。