アールビバン株式会社(7523)は、マネジメント・バイアウト(MBO)の実施を発表した。
株式会社Orsay(東京都品川区)が公開買付け(TOB)により、アールビバンの普通株式を取得する。
一連の手続きが完了すれば、アールビバン株式は上場廃止となる見通し。
Orsayは、本公開買付けによるアールビバン株式の取得及び所有等を目的として設立された。 アールビバンの代表取締役会長兼社長を務め、同社の第5位株主である野澤克巳氏がその発行済株式の全てを所有し、代表取締役を務めている。
アールビバングループは、版画・絵画・美術品・グッズの購入及び販売事業、出版事業、割賦販売あっせん事業(クレジット事業)及び溶岩ホットヨガスタジオ等の事業を展開している。
背景・目的
アートに対する需要が急速に変化する中、新ジャンルのアーティストの発掘と取り扱う美術品の多様化、オンライン販売チャネルの強化など、従来の施策に加えて新規性の高い取り組みにも挑戦することが必要であるとの考えに至った。
株式の非公開化によって短期的な業績に左右されることなく、各施策に取り組むために、機動的かつ柔軟な意思決定を可能とする経営体制を構築する。
買付予定の株券等の数
株券等の種類 | 買付予定数 | 買付予定数の下限 | 買付予定数の上限 |
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普通株式 | 6,022,771株 | 2,987,200株 | ― 株 |