株式会社YKプランニング(山口県防府市)は、知的資産マネジメント支援機構株式会社(東京都目黒区)の全株式取得に向け、協議開始の基本合意書の締結を発表した。

YKプランニングは、会計ソフトの形式や構造の異なるデータを統合・可視化する特許技術を活用し、月次決算や資金繰りの見える化、予算管理など、経営判断を支援するクラウドサービス「bixid」を展開している。

知的資産マネジメント支援機構は、企業の経営課題と財務を関連付けて理解する情報体系ノウハウを有しており、経営や事業を動的にとらえ、事業性評価に関するノウハウやツールを地域金融機関へ提供している。

目的

YKプランニングの提供する定量データ基盤と、知的資産マネジメント支援機構の事業性評価に関するノウハウやツールを融合することで、金融機関における「定性×定量」両面からの評価・融資判断支援を実現し、地域企業の持続可能な成長と、金融機関のリスク管理の高度化に貢献していく狙い。

知的資産マネジメント支援機構は、事業性評価に関するノウハウやツールを地方銀行13行に導入実績を有しており、YKプランニングが持つテクノロジーとの融合によって、事業性評価を高度化させるプラットフォームの構築を目指す。

日程

基本合意書締結日:2025年8月5日