D Capital株式会社(東京都港区)は、その管理・運営するファンド(D Capital 1号投資事業有限責任組合)を通じて、戦略的パートナーとして資本参加するWyL株式会社(東京都江戸川区)が、2025年2月付で株式会社kukuru(山形県東田川郡)、2025年7月付で株式会社ゆいんちゅ(沖縄県豊見城市)の全株式を譲受し、両社をグループ化したことを発表した。

WyLは、訪問看護事業、特定相談支援事業、障害児相談支援事業、その他関連事業を展開しており、24時間365日対応の訪問看護サービスを提供している。

kukuruは、山形県を中心に24時間365日、小児から終末期まで全ての方に対応した訪問看護サービスを提供している。

ゆいんちゅは、沖縄県南部を中心に、地域に根差した訪問看護サービスを展開している。

背景・目的

D Capitalは、WyLが掲げる「全ての疾患の患者様、全ての発達段階の患者様、患者様を支える全ての人、全ての地域の患者様と患者様を支える人々に対して質の高い医療を届ける」というビジョンの実現を支援してきた。

本件M&Aは、WyLのビジョンに共鳴する強力なパートナーを迎えるものであり、全国の利用者へサービスを届けるための重要な一歩となる。

各社が培ってきた知見やノウハウを共有し、人材交流を促進することで、より患者に寄り添うサービスを提供し、グループ全体の事業基盤の強化を図る。