SBIホールディングス株式会社(8473)の100%子会社であるSBIファイナンシャルサービシーズ株式会社(東京都港区)は、株式会社ダブルスタンダード(東京都港区)の株式を追加取得し、同社をSBIホールディングスの持分法適用関連会社とすることを発表した。

SBIファイナンシャルサービシーズは、2019年12月26日付でダブルスタンダードと資本業務提携契約書を締結している。

SBIファイナンシャルサービシーズは、金融サービス事業の中間持株会社。 ダブルスタンダードは、企画開発プロバイダーで、企業向けビッグデータの生成・提供、データ生成過程で培った技術を活用したサービス企画・システム開発を行っている。

目的

資本業務提携深化による連携強化の一環として実施する。

ダブルスタンダードのデータクレンジング技術等の活用を強化するなどの、以下の取り組みを推進することで、SBIグループ各社で生じる様々な課題解決を図るとともに、ダブルスタンダードの成長を狙う。

ダブルスタンダードのデータクレンジング技術を活用した、SBIグループ各社の顧客データ整理とマーケティング活動への活用推進e-KYCで培った認証システムのノウハウを活用した、マイナンバーカードを用いた公的個人認証サービスのSBIグループ内外への導入促進SBIホールディングスの子会社を通じた、グループ内および、グループ取引先等に対するダブルスタンダードのDXサービスの紹介SBIグループ各社の業務課題解決に向けたシステム構築および業務改善支援を目的とした常駐コンサルティングサービスの提供

株式の状況

SBIファイナンシャルサービシーズは、2025年3月31日現在、ダブルスタンダード株式を2,662,500株(議決権所有比率(注)19.73%)保有している。

今回、市場取引により55,000株を追加で取得する。

なお、追加取得後のSBIグループの議決権所有比率は、既にSBIホールディングスが保有している持分とあわせて20.13%となり、SBIホールディングスはダブルスタンダードを持分法適用関連会社とする予定。

(注)議決権所有比率の算出に際しては、ダブルスタンダードが2025年6月30日に公表した「第13期有価証券報告書」に記載された2025年6月30日現在の発行済株式総数(13,580,000株)から、2025年3月31日現在の自己株式(64,100株)と単元未満株式(22,600株)を控除した株式数13,493,300株を発行会社の単元株式数100株で除算した134,933を総議決個数として算出している。

SBIホールディングス株式会社:当社子会社のSBIファイナンシャルサービシーズ株式会社による株式会社ダブルスタンダードの株式の追加取得(持分法適用関連会社化)に関するお知らせ

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