太平洋セメント株式会社(5233)は、パシフィックシステム株式会社(3847)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。
パシフィックシステムは、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、パシフィックシステム株式は上場廃止となる見通し。
太平洋セメントグループは、セメントや骨材・石灰石製品の製造および環境事業などを行っている。
パシフィックシステムは、製造業や流通業、金融業向けにシステム開発やソフトウェア開発、システム運用管理を行っている。
目的
太平洋セメントは、パシフィックシステムを完全子会社化することで、連携強化を図るとともに、以下のシナジーを実現させる狙い。
・両社グループ全体としてのDX戦略の推進 ・中長期的な目線での投資促進 ・両社グループ間のコーポレート機能の効率化による生産性の向上
買付予定の株券等の数
買付予定数 | 買付予定数の下限 | 買付予定数の上限 |
---|---|---|
507,524株 | 14,400株 | ― 株 |
買付け等の期間
2025年8月12日(火曜日)から2025年9月24日(水曜日)まで(30営業日)
買付け等の価格
普通株式1株につき、6,850円
買付代金
3,476,539,400円 (注)買付代金は、本公開買付けにおける買付予定数(507,524株)に本公開買付価格(6,850円)を乗じた金額。
太平洋セメント株式会社:パシフィックシステム株式会社株式(証券コード:3847)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ