Jラボ
(画像=PIXTA)

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が、
5月末まで延長されてしまいました。
業務量を減らしていた企業の方々や、
自粛や休業を余儀なくされた飲食店の皆様には、
耐えなければならない期間が伸びてしまったことになります。

心が折れてしまいそうになる決定ですが、
それに合わせて補助金や給付金も拡充されています。

雇用調整助成金

雇用調整助成金は、休業時に従業員に支払った休業手当の一部を補助する制度で、
今回は特例で支払額の最大94%を補助してもらうことができます。
しかし、手続きが煩雑で、揃えないといけない書類も多いことから敬遠されていました。
報道では、小規模事業者の申請に必要な書類や計算を大幅に免除する他、
中小企業に対しても手続きルールの緩和をすると発表されています。
5月7日現在、厚労省のホームページでの詳細発表はありませんが、
緊急事態宣言が延長された今、従業員のみなさんを守るためにも、ぜひ利用したい制度です。

東京都感染拡大防止協力金

東京都の感染拡大防止協力金は、緊急事態宣言下で休業要請に応じた企業に、
50万~100万円の協力金を給付する制度です。
今回、緊急事態宣言の延長を受けて、1度目と同じ50万~100万円で
追加の支給を行う予定だという報道がありました。
こちらも5/7現在、東京都のホームページに具体的な発表はありませんが、
企業の命も人の命も守るために、引き続き利用したい制度です。

この他にも、福岡県で独自に行っていた家賃補助や、
静岡県の休業協力金なども延長が発表されています。
国も自治体も企業も一体となって、緊急事態宣言を乗り切りましょう。