投資ファンドの株式会社丸の内キャピタル(東京都千代田区)によるエムキャップ十五号株式会社(東京都千代田区)を通じた、中野冷機株式会社(6411)の公開買付け(TOB)が、2025年7月29日をもって終了した。

応募株券等の総数(3,140,385株)が買付予定数の下限(1,677,200株)以上となったため成立している。

中野冷機は、東京証券取引所スタンダード市場に上場しているが、所定の手続を経て上場廃止となる見込み。

本公開買付けの結果、2025年8月5日(本公開買付けの決済の開始日)をもって、エムキャップ十五号は、新たに中野冷機の親会社及び主要株主である筆頭株主に該当することとなる。

これに伴い、エムキャップ十五号の親会社であるエムキャップ十四号株式会社(東京都千代田区)も、中野冷機株式を間接的に保有することになるため、中野冷機の親会社に該当することとなる。

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