サンワテクノス株式会社(8137)は、株式会社エムテック(福岡県北九州市)を株式交付により子会社化することを決定し、株式交付計画を作成した。
サンワテクノスを株式交付親会社、エムテックを株式交付子会社とする株式交付方式。
サンワテクノスは、産業用エレクトロニクス・メカトロニクス関連の装置・機器・部品の販売を行っている。
エムテックは、ロボットシステムの開発、自動化設備の設計・製造、コーティング技術の開発・製造を行っている。
目的
本株式交付は、中期経営計画における成長戦略の一環として実施、「事業協調型の投資」に基づく具体的な取り組みとなる。
本件を通じて、内部成長(既存事業の深化)と外部成長(M&A等による事業拡大)の双方を有機的に連動させ、持続的な成長を目指す。
また、以下のシナジー創出を狙う。
エムテックが保有する技術開発力やアライアンスの迅速な取り込みによる、ソリューション開発体制の強化エムテックのメーカー的機能を活用した商品戦略・イノベーション力の拡充顧客・メーカーのニーズに基づく3つの戦略軸(商品・顧客セグメント・エリア)への展開加速両社の人材・技術・顧客基盤を統合した新たなビジネスモデルの構築
本株式交付に係る割当ての内容(株式交付比率)
サンワテクノスは、エムテックの普通株式1株に対して、サンワテクノスの普通株式3,266株を割当て交付する。
サンワテクノスが交付するサンワテクノス株式については、自己株式329,866株を充当する予定であり、新株式の発行は行わない。
サンワテクノスが譲り受けるエムテック株式の下限は101株とし、端数が生じた場合は、会社法第234条に基づき売却代金を交付する。
株式の状況
異動前の所有株式数 | 普通株式0株(議決権所有割合:0%) |
取得株式数 | 普通株式101株 |
異動後の所有株式数 | 普通株式101株(議決権所有割合:50.5%) |