ラクスル株式会社(4384)傘下のノバセル株式会社(東京都港区)は、株式会社FUSION(東京都渋谷区)の株式を取得すると発表した。
ノバセルは、マーケティング・ミックス・モデリング(MMM)、テレビCM効果の可視化SaaS、AIによる仮説設計支援、BPOによる運用代行などを提供している。
FUSIONは、デジタル広告領域において、コピーライティング、アートディレクション、動画コンテンツ、SNS戦略などを統合的に提供している。
背景・目的
本件M&Aにより、ノバセルの持つAI・SaaS・BPOなどの構造的なマーケティング支援基盤と、FUSIONのクリエイティブ力を掛け合わせ、テレビとデジタル、認知と獲得、構造と感性を統合する新しい広告モデル「ネクストマス※」を本格始動する狙い。
※ネクストマス:テレビとデジタルを越境する次世代型広告構造。従来二項対立とされてきたマス広告とデジタル広告、ブランドとパフォーマンス、属人性と再現性といった軸を越え、AIと人間の力を掛け合わせて広告価値の最大化を図る新しい統合型ソリューションを指す。