住友ゴム工業株式会社(5110)は、ダンロップのソフトテニスボール関連商品の販売や販促活動に関して、2026年1月1日から、持分法適用関連会社の内外ゴム株式会社(兵庫県明石市)に業務移管することを発表した。

住友ゴム工業は、タイヤ事業やスポーツ事業、産業品事業をグローバルに展開する総合ゴム製品メーカー。 内外ゴムは、自動車タイヤ用チューブおよびその他ゴム製品等の製造・販売を行っている。

背景・目的

「ダンロップ ソフトテニスボール」は、これまで住友ゴム工業が製造元として監修の下、内外ゴムで開発・OEM生産を担い、住友ゴム工業のスポーツ用品販売会社の株式会社ダンロップスポーツマーケティングが販売元として販売・販促業務を担ってきたが、製造・販売ともに内外ゴムに業務移管する。

内外ゴムは、野球・ソフトボール分野で長年の販売実績があり、ソフトテニスボールの販売においてもそのノウハウやネットワークが生かせると判断し、業務移管することとなった。

より迅速かつ柔軟な製品開発・供給体制を確立し、プレーヤーや販売店をはじめとする顧客に対し、高品質で安定した製品とサービスの提供を実現していくとしている。

今回の業務移管に際し、従来の製品仕様や品質、ブランドについて、これまでと変更はない。

現状 2026年1月1日以降
公認事業者 住友ゴム工業 住友ゴム工業
製造元 住友ゴム工業 内外ゴム
開発 内外ゴム 内外ゴム
生産 内外ゴム(住友ゴム工業のOEM) 内外ゴム
販売元 ダンロップスポーツマーケティング 内外ゴム
製品保証 住友ゴム工業 内外ゴム