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4/30に補正予算が成立し、無事に新型コロナ対策の政策が動き出しました。 中でも中小企業に最大200万円が給付される持続化給付金と、 民間金融機関の保証料と利子を行政が補助してくれる実質無利子無担保の融資は、 新型コロナで多くの企業の存続が危ぶまれる今、目玉の政策となっています。

持続化給付金の申請方法

持続化給付金は、
資本金10億円以上の大企業を除く、中小法人等を対象とし医療法人、農業法人、NPO法人など、
会社以外の法人、フリーランスや個人事業主も利用できる給付金制度です。
法人で最大200万円、個人事業主は最大で100万円がうけとれます。
2020年1月以降で、前年の同じ月と比較して50%以上の減収となっている場合に利用できます。
申請方法は特設サイトからの電子申請で、
必要な書類がそろっていて、PC操作に慣れた方であれば30分もかからずに申請できます。
途中保存や修正も可能で、指示通りに入力していけばもらえる金額の試算もしてくれるので、
まずは支給対象になるかどうかだけでも確認してみるのもいいかもしれません。
申し込みから給付までは2週間が目安になっています。

実質無利子・無担保融資

こちらは都道府県等による制度融資において、
セーフティネット保証4号・5号、危機関連保証のいずれかを利用した場合に
保証料・利子が補助されて実質無利子・無担保で融資を受けられる政策です。
※売上の減少幅が小さいと、法人の場合は保証料の半額は支払う必要があります。
※都道府県によっては、一度事業者が利子を払った後に補給する場合もあります

利便性とスピードを高めるために、こちらの申請窓口は金融機関になります。
ゴールデンウイーク中も一部店舗で相談窓口を用意しているので、
お取引のある金融機関に相談してみてください。

融資のあっせんと最大200万円の給付金ではとても足りないような苦境ですが、 出来ることをするしかありません。共に生き延びましょう。