フロイント産業株式会社(6312)は、マネジメント・バイアウト(MBO)の実施を発表した。

フロイント産業の代表取締役である伏島巖氏が代表取締役を務める株式会社友(東京都新宿区)が、公開買付け(TOB)によりフロイント産業の普通株式を取得する。

一連の手続きが完了すれば、フロイント産業株式は上場廃止となる見通し。

フロイントグループは、機械装置と化成品の製造販売事業を展開している。

目的

フロイント産業の代表取締役社長である伏島巖氏は、短期的な利益にとらわれずに、安定的かつ持続的にフロイントグループの企業価値を向上させるためには、フロイント産業を非公開化することが、以下の各施策の実行に伴う一時的な業績の悪化等によって株価が低迷するといった、フロイント産業株主のリスク負担を回避しつつ、各施策を機動的に実践するために最も有効な手段であるとの結論に至った。

・高品質かつ安定的な生産体制の維持・向上 ・海外市場獲得に向けた継続的な投資の継続 ・イノベーションによるソリューションの提供 ・柔軟な事業ポートフォリオ構成 ・研究開発力の強化とオープンイノベーションによる事業創出力の向上 ・持続的成長を支える人材戦略の再設計と強化

買付予定の株券等の数

株券等の種類 買付予定数 買付予定数の下限 買付予定数の上限
普通株式 13,074,200(株) 7,499,301(株) ―(株)