株式会社DDグループ(3073)は、マネジメント・バイアウト(MBO)の実施を発表した。
PCGVI-1株式会社(東京都千代田区)が、公開買付け(TOB)によりDDグループの普通株式を取得する。
一連の手続きが完了すれば、DDグループ株式は上場廃止となる見通し。
PCGVI-1は、プライベート・エクイティ・ファンドのポラリス・キャピタル・グループ株式会社(以下:ポラリス)が発行済株式の全てを所有しており、DDグループ株式の全てを取得、所有するために設立。
DDグループは、飲食・アミューズメント事業、ホテル・不動産事業を展開している。
目的
DDグループの代表取締役社長である松村厚久氏とポラリスは、DDグループを非公開化し、短期的な株式市場からの評価にとらわれず、かつ、機動的な意思決定を可能とする経営体制を構築し、経営の柔軟性を向上させ、ポラリスのノウハウ及びリソース等を最大限活用することが、DDグループの持続的な企業価値向上を実現する最良の選択であると判断した。
具体的には、以下の観点から本取引は、グループの企業価値向上に資すると判断した。
・既存業態の出店と新業態開発の加速 ・マーケティング戦略の強化 ・DXの組織的な推進 ・海外への再進出
買付予定の株券等の数
買付予定数 | 買付予定数の下限 | 買付予定数の上限 |
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16,628,186(株) | 10,813,295(株) | -(株) |