
キリンビバレッジは、キリンの独自素材「プラズマ乳酸菌」を配合したキリン初(子どもの飲用を想定して開発した「プラズマ乳酸菌」配合商品として初)の「プラズマ乳酸菌」入り子ども専用健康飲料「キリン つよいぞ!ムテキッズ」を6月17日から本州(東北を除く)および四国エリアの一部量販企業限定で発売する。また、キリンホールディングス(以下、キリン)は、未来を担う子どもたちにフォーカスを当て、子どもの健やかな毎日をサポートする「キリンキッズケア」プロジェクトを6月16日から始動した。同プロジェクトは、キリンのヘルスサイエンスの知見を活かし、「子どもの健康」と子どもたちにとってのよりよい社会の実現を目指すという。6月16日に行われた新商品発表会では、「キリン つよいぞ!ムテキッズ」に関する説明の他、「キリンキッズケア」プロジェクトの概要について発表した。

「当社は、おいしい飲み物で、ヘルスサイエンスリーディングカンパニーを目指すべく、世界中の人々のもっと健やかな毎日に貢献していく」と、キリンビバレッジ 執行役員 マーケティング部長 鈴木郁真氏が、同社のビジョンについて説明する。「健康を根本から支える免疫領域と、大きな健康習慣ニーズのある脂肪領域に注力。ポートフォリオを展開することで、市場創造を加速させていく」と、ヘルスサイエンス 飲料で幅広い新規層の間口拡大を図りながらも、習慣化を促進していくと意気込む。「当社はビール醸造で培った発酵やバイオテクノロジーに加えて、約40年の免疫研究の他、人財・組織体制の強化を図ることで、健康領域における価値創造を可能にしてきた」と、長年積み重ねた技術力、それを実現する人財・組織によって健康領域での価値創出が可能になったと訴える。

「2012年から『プラズマ乳酸菌』配合の商品を発売し、2020年8月に機能性表示食品化を行った。現在はパートナー企業とともに61商品にまで拡大している」と、プラズマ乳酸菌配合商品発売の歴史について語る。「プラズマ乳酸菌入り飲料は2025年も高い出荷水準を維持し、プラズマ乳酸菌の機能については高い認知を獲得している」と、「おいしい免疫ケア」や「 iMUSE」とともに昨年は大きく伸長した他、プラズマ乳酸菌に対する機能認知も高まっているのだと力説する。「一方で、トクホや機能性飲料は市場の10%でしかない。効果訴求によるシェア争いではなく、確かな技術による新しい価値で、すべての人に健康習慣を広げる必要があると考えた。そこで、食事・運動・睡眠と並ぶ健康管理の主流に免疫ケアを引き上げるべく、幼少期の健康習慣をつくり、健康な人生のスタートにするために子どもへの積極的なアプローチを開始することにした」と、免疫ケアを国民の健康習慣にしてもらうためには、幼少期での健康習慣化が必須であると考えたと述べる。

「キリンでは、6月16日から未来を担う子どもたちの健やかな毎日をサポートする『キリン キッズケア』プロジェクトを本格的に始動する。これは長年にわたるキリンのヘルスケア研究に基づき、子どもたちの健康をサポートしていくプロジェクト。未来のために大切なのは、小さい頃から正しい健康習慣を身につけること。毎日手にする 飲料・食品を届けてきたキリンだからこそ、子どもたちの普段の生活に寄り添い、健康を積み重ね、家族の笑顔を増やす手伝いがしたいと思った」と、累計で全国2000以上の幼稚園、保育園、小学校に広がる健康啓発活動をはじめ、商品やサービスなど様々な角度から、子どもたちの大切な毎日と未来を支えていくと説明する。「『キリン キッズケア』では、ヘルスサイエンス研究の知見を生かした子どもの健康のサポートと子どもたちの未来・これからの社会を見つめる活動として、子ども向け飲料の発売や、小学校啓発授業、幼稚園・保育園啓発活動、PR活動を行ったり、子ども健康アプリサービスの展開を図る」と、現代社会で生活習慣に乱れが生じ、様々な健康課題が顕在化した「子どもの健康」にヘルスサイエンスの知見を生かすことで、子どもの健康を応援していくのだとアピールした。

同 マーケティング部 ブランド担当の遠藤楓氏が、子ども向け飲料の新商品について発表した。「子どもを取り巻く環境の変化を背景に、子どもの健康が気になる親が増加。少子化の中、乳幼児飲料市場はコロナ後に拡大。育児簡便化・手軽な栄養補助ニーズによって、今後も成長が見込まれる」と、子どもの数に反比例して、乳幼児 飲料市場は拡大していくと見込む。「親にとって子どもの体調管理に良いイメージと子どもが楽しく飲めるイメージの両方を満たす商品を開発。子どもの健康を願う親心に応えるべく、キリン初となる『プラズマ乳酸菌』入り子ども専用健康飲料『キリン つよいぞ!ムテキッズ』を上市する」と、子どもの体調管理を促進する飲料を発売すると意気込む。

「幼少期は、ココロとカラダを育む大切な時期でもある。仕事に育児に忙しいけど、子どもの健康にはできる限り気を遣いたいという親に対し、バランスの取れた食事、たっぷりの睡眠、子どものために、ほかにしてあげられることを考えた結果、強さを育む子ども専用の健康飲料に辿りついた。『キリン つよいぞ!ムテキッズ』には、プラズマ乳酸菌500億個と、鉄分をしっかり配合しているので、身体の内側から、元気な身体をつくる」と、「キリン つよいぞ!ムテキッズ」は子どもを思う親心から生まれた、「子どものためのプラズマ乳酸菌入り飲料」なのだと説明する。「パッケージデザインは、子どもの好きをつくるオリジナルキャラクター『ムテキッズ』をコロコロコミック編集部と一緒に開発した。中味は、すっきり飲みやすいヨーグルトテイストで飲みやすい。また、機能性表示食品ではないが、子どもに必要な栄養として、プラズマ乳酸菌500億個(子ども1日分目安量)、鉄分1.5mgを配合している。常温保存可能で、ストックに便利なので、朝食、おやつ、外出シーンでも飲用できる」と、「キリン つよいぞ!ムテキッズ」のデザインや中味について言及した。

「『キリン つよいぞ!ムテキッズ』の発売に連動し、小学館と共同開発したキャラクターの漫画連載を、月刊コロコロコミックで6月13日発売号から開始している。さらに、行政と連携した10万人サンプリングを小学校・保育園・幼稚園で行う」と、子どもの好きをつくっていく活動を行うとのこと。「『キリン つよいぞ!ムテキッズ』は日本学校保健会推薦用品として認定。安心・安全 飲料としてのお墨付きを得ている」と、親のニーズ喚起や信頼をつくるのだという。「本州(東北除く)と四国エリア内のイオングループ内一部企業・エリア限定で販売する他、大型イベントを全国6ヵ所・店頭試飲イベントを500店舗で開催する。またイオンシネマで広告も展開する」と、親子の関心をつくるコミュニケーションを展開し、子ども健康飲料の市場を創造していくのだと訴えた。「“飲料で健康をつくる”がすべての消費者の当たり前になるために、子どもが自ら取り組む健康習慣を創造することで、子ども向け飲料No.1を目指していく」と、子どもの健康のための飲料を選ぶ行動をつくり、子どもの健康飲料を市場拡大。「キリン つよいぞ!ムテキッズ」を、おいしい健康が当たり前の世の中へとつなげていく製品に育てていきたい考えを示した。

「キリン つよいぞ!ムテキッズ」は子どもの健康を願う親心に応えるため、同社が初めて子どもの飲用を想定して開発した子ども専用健康飲料。「プラズマ乳酸菌」500億個(子ども1日分目安量)と「鉄分」1.5mgを配合し、子どもが飲みやすいすっきりとした甘さのヨーグルトテイストになっている。パッケージには、「子どもの好き」を知り尽くした、小学館のコミック誌「月刊 コロコロコミック」編集部と共同開発したキャラクター「ムテキッズ」をデザインしている。
[小売価格]
「キリン つよいぞ!ムテキッズ」125ml・LLスリム(紙容器)3本パック:300円(税別)
[発売日]6月17日(火)
キリンビバレッジ=https://www.kirin.co.jp