【近江最古の大社】白鬚神社の歴史【滋賀エリア】
【近江最古の大社】白鬚神社の歴史【滋賀エリア】

こんにちは!大阪出身・駆け出しライターの池田龍生です!

びわ湖に浮かぶ「近江の厳島」とも呼ばれる白鬚神社(しらひげじんじゃ)をご存じでしょうか。
今回は、約2,000年の歴史を持つ白鬚神社について紹介していきます!

「白鬚神社」ってどんな神社?

滋賀県高島市に位置する白鬚神社は、2,000年以上前に皇女倭姫命(やまとひめのみこと)によって社殿が創建された歴史ある神社です。古くから延命長寿白鬚の神として広く崇敬され、また、縁結び・子授け・福徳開運・攘災招福・商売繁盛・交通安全など人の世の総ての導き・道開きの神としても信仰されてきました。

また、琵琶湖上に浮かぶ湖中大鳥居は滋賀県を代表する絶景スポットとして参拝客に大人気で、日本遺産にも認定されています。大昔から白鬚明神前の湖中には鳥居があったと伝えられ、室町時代の屏風絵「近江名所図」や、江戸時代に描かれた当社の縁起絵巻にも湖中の鳥居が描かれています!

鳥居が湖中に建っている理由は未だ明らかになっていませんが、古来波打ち際に鳥居が見え隠れしていたとも、天下異変の前兆として社前の湖中に石橋や鳥居が突然姿を現したとも言われる伝説の鳥居です。

参拝の際に「このような歴史があったんだ」と思うと、より一層参拝が楽しめそうですね!

そんな歴史ある神社の「社名の由来」

このように非常に長い歴史のある白鬚神社ですが、「白鬚」という社名に珍しさを感じた方もいると思います。ここではその社名の由来についてお話しします。

白鬚神社にお祀りされている猿田彦命は、日本神話に登場する導き・道開きの神様です。白髪で白い鬚を蓄えた老人の姿をしていて、白鬚神社の社名の由来ともなっています。 白鬚神社の御神徳である延命長寿の神様として、広く崇敬されているみたいです!

縁結びだけじゃない!?鳥居で見れる絶景スポット

先ほどもご紹介したびわ湖に浮かぶ湖中大鳥居は絶景フォトスポットとしても魅力がたっぷりなんです!

古来より白鬚神社の前に鳥居があったという伝説や絵画が残っており、それを知った薬問屋小西久兵衛氏が昭和12年に復興寄進したものが湖中大鳥居の始まりです。

この大鳥居は琵琶湖を代表するフォトスポットとして、観光客が絶えず訪れています。また、朝日の時間帯に見る👀湖中大鳥居の姿は神秘的な鳥居と朝日のオレンジが見事に調和し、唯一無二の絶景となり、まるで異世界に来たかのような幻想的な光景を生み出しています。ぜひ一度、目に留めてみてください!

白鬚神社

【住所】
〒520-1122 滋賀県高島市鵜川215番地 / TEL 0740-36-1555 / FAX 0740-36-1560
【アクセス】
『お車の場合』「京都東IC」から湖西道路・国道161号を40km北上。駐車場は30台(無料)
『電車の場合』JR湖西線「近江高島駅」下車後、徒歩約40分
【公式HP】 http://shirahigejinja.com

おわりに

ご愛読いただきありがとうございます。

今回は、ご参拝にもフォトスポットにもオススメの白鬚神社の歴史について紹介しました。
唯一無二の異世界空間があなたを包み込んでくれますよ!

訪れる際は、異世界空間と共にお楽しみください!

参考

白鬚神社公式HP
http://shirahigejinja.com/
びわ湖高島観光ガイド
https://takashima-kanko.jp/spot
BIWAKO HOTEL
https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/sightseeing/shirahigejinja/
比叡山・琵琶湖
https://www.hieizan.gr.jp/wide/shirahigejinja