森組、南海砂利と砕石・砕砂事業譲渡の基本合意書を締結

株式会社森組(1853)は、生瀬砕石所(兵庫県西宮市)での砕石、砕砂等の製造・販売事業について、南海砂利株式会社(和歌山県橋本市)との間で事業譲渡に向けた基本合意書を締結することを決定した。

森組は、土木事業、建築事業、リニューアル事業、砕石事業を行っている。
南海砂利は、砂利、砕石、土砂採取および販売、生コンクリート製造等を行っている。

目的

生瀬砕石所は、昭和24年(1949年)に開設し、砕石・砕砂を製造・販売してきたが、プラント設備の更新投資や後継者の人材確保等など事業環境が厳しさを増しており、生瀬砕石所の持続的な成長を南海砂利に託すこととした。

南海砂利は、生瀬砕石所に隣接する宝塚砕石所を運営する宝塚砕石株式会社の親会社であり、今後の原石採取の最大化、その他スケールメリットによる効率運営等を行うことができ、また、譲渡後も主要出荷先である生コン工場への同品質骨材の供給が可能と判断した。

譲渡する事業

生瀬砕石所(兵庫県西宮市)での砕石、砕砂等の製造・販売事業

日程

基本合意締結日:2025年3月11日
事業譲渡期日:2025年9月30日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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