未経験でもWebデザイナーになれる!Web制作を習得するための4ステップ
峰島新(みねしまあらた)さんは、システムエンジニアとして働く傍ら、映像制作やWeb制作やホームページ制作、さらには画像編集やライティングといった仕事を複数しています。今回はその中のWeb制作業務への取り組みに関してお話しを伺いました。

Web制作ができるようになるまでの道のり

未経験でもWebデザイナーになれる!Web制作を習得するための4ステップ

現在、私は2つの仕事を柱としています。その中の1つである、業務委託(フリーランス)としてのクリエイターの仕事です。現在はその中でも映像制作、Web制作やホームページ制作、画像編集やライティングなどクリエイティブな仕事の中だけでもかなり幅広くやっております。

今回はその中でWeb制作のお仕事を一部お伝えします。

私は現在個人で業務委託(フリーランス)契約を結び、そこで副業としてWeb制作の仕事をしております。Web制作には、要件定義、新規or既存サイトの制作及び改修、運用など幅広くポジションがありますが、現在は新規or既存サイトの制作及び改修、運用の2点を行っております。

Web制作を始めたのは自体は、システムエンジニア同様に新卒で入社した会社で社内のHP制作を始めたのがきっかけでした。それ以降はプライベート、もしくは今のようにフリーランスとしてHP製作に携わっています。

現在の使用ツールは、主にDreamweaver、WordPress、Visual Studio Codeの3点を

用いてコードを書き込み、成果物をFTPサーバに格納してサイトの運用を行っております。

Web制作はシステムエンジニアと同様に、新規もしくは既存のコードの作成及び改修を行い、動作確認を行うという作業が一般的です。「フロントエンドエンジニア」と呼ばれる閲覧や使用するユーザーが視覚的に見たり触れたりする事ができる側面の開発を行うので、システムエンジニアと作業内容が似ているのではないかと思われがちですが、Web制作のお仕事は開発などのコーディングや動作確認や運用だけでなく、デザインやレイアウトを重視するので、クリエイティブな仕事も含まれます。

実際に私が使用している言語は、HTML、CSS、JavaScript、PHP(稀にReact)と幅広く使用しておりますが、Web制作で用いられる言語は基本的に「マークアップ言語」と呼ばれる、文章の構造や意味を表現するための言語を使用しております。

それらのマークアップ言語を用いて、私が最初に手掛けたWeb制作は、社内の自身が所属している部署の内部HP(社内の部署のポータルページ)の制作を行っておりました。その頃はHP制作の中でコーディングの方をベースに行っていたため、Microsoft Web 4と呼ばれるコードを用いての開発も、コーディングが苦手でも必要なパーツ(テキストボックスやラジオボタン等)をドラック&ドローで配置する、Web制作初心者でも簡単に使用する事が可能なツールを用いてWeb制作を行っておりました。

そして、現在の会社に就職してから半年後に、新しい会社様より新規のWeb制作のお仕事をいただき、それをオンライン等で打ち合わせを繰り返しながら、本格的にHP制作から運用まで幅広く行っています。そこでの業務は主に自社サイトのメンテナンスや新規ページの作成、更には外部の高齢者施設や就労支援所の既存HPの改修やHPリニューアルに伴う新規HP制作を中心に行っておりました。

しかし、決していつも順風満帆だった訳ではなく、お客様より「〇〇の項目を追加してほしい」や「新たに△△のページに□□を適用してほしい」等、HPが完成に近づく度に、より求められるものが増えていく為、それに対して臨機応変に対応する対応力が日々求められる状態が今も続いております。

Web制作の需要の高さについて

未経験でもWebデザイナーになれる!Web制作を習得するための4ステップ
(※写真は現在制作している私の個人サイトのHTMLの中身です)

Web制作という仕事は、静的かつ動的な操作処理を組み込み、次にデザインやレイアウトを整える事により、使用するユーザーが扱いやすく、かつ操作しやすいように作業します。なので、人の身体で例えると、処理内容の組み込みが人体の骨格の形成、デザインやレイアウトが人体の臓器や皮膚等の形成をする作業となりますので、非常に重要な役割を担っていると言っても過言ではありません。

HPは、文章だけでなく図形や写真を駆使して、閲覧者や使用者に情報を届けるための強力なツールであり、必需品でもあります。私のWeb制作は、閲覧者や使用者に対して有効かつ扱いやすいようにするように日頃から心がけております。

私は興味のある分野には積極的に挑戦するタイプで、仕事だけでなく趣味でもさまざまなことに取り組んできました。人からおすすめされたことを積極的にやってみて、それがきっかけで新たな趣味や仕事につながることもあります。

未経験だからこそ踏んでいって欲しい道のり

未経験でもWebデザイナーになれる!Web制作を習得するための4ステップ

Web制作というのは自分以外の第三者も閲覧及び使用する事が前提で制作を必要としているお仕事なので、やはりツールを使い慣れていないと未経験でも厳しい事は事実であります。

そのため、まずWeb制作を自分で習得していくためには、

  1. Wordを使用して、文章を書いたり図や写真等を用いながら、デザインやレイアウトについて学ぶこと
  2. Microsoft Web 4のようなコーディング初心者でも制作が可能なツールを使いながら、実際のWeb制作を行う
  3. 慣れてきたらWeb制作業務でよく用いられるDreamweaverやWordPress等を用いてより本格的なコーディングを行う
  4. 作成したHPを管理する、いわば運用側のポジションを経験し、FTPサーバなどに自5. 身が作成したHPをアップロードし、管理や運用、更には定期的なメンテナンスを行う

以上の4ステップを踏んでいけばお仕事の場でも大活躍できると思っております。

必要な知識を上記の4ステップで正しく踏み、それを基に自分で作ったHPと向き合い、

自分も相手も納得がいくようなHPを作ることを念頭に進めていければ良いと思っています。


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