ジャパンフリトレー、ポップコーンの機能的価値における研究成果を発表、小倉優子さんがポップコーンで手軽に腸活をアピール
「ポップコーンでサクッと腸活大使」に就任したタレントの小倉優子さん

「コーンスナック」を中心にスナック菓子を製造・販売するジャパンフリトレーは、ポップコーンの摂取が健常者の便通および腸内環境に与える影響について研究を行い、日本初(2月26日時点、PubMed、UMIN、Cochrane、医中誌Web、JdreamIII調べ)となる研究成果を発表した。これにともない、3月5日に行われた発表会では、研究で実証されたポップコーンの新たな機能価値について説明すると共に、新プロジェクト「ポップコーンLAB」の発足を発表した。また、「ポップコーンでサクッと腸活大使」に就任したタレントの小倉優子さんと、早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 規範科学総合研究所 ヘルスフード科学部門 部門長の矢澤一良氏をゲストに迎え、腸活にまつわるトークセッションを実施した。

ジャパンフリトレー、ポップコーンの機能的価値における研究成果を発表、小倉優子さんがポップコーンで手軽に腸活をアピール
ジャパンフリトレー 代表取締役会長兼社長の石辺秀規氏

「当社は1957年から続くグローバルブランドのスナックメーカーで、2009年にはカルビーグループの傘下となり、マーケティング力と品質のさらなる向上によって右肩上がりの成長を続けている」と、ジャパンフリトレー 代表取締役会長兼社長の石辺秀規氏が挨拶。「消費者のライフスタイルの多様化にともない、社会的に食への健康意識が高まっている。一方で、当社の調査によると、スナック菓子を食べるときに『罪悪感を感じる』と答えた人は約6割を占めていた。こうしたイメージを払拭し、消費者の健康志向に応えるためには、スナック菓子の枠を超えた機能価値を提供していくことが必要になる」と、スナック菓子が直面している課題を指摘する。

「そこで当社では、全粒穀物であり食物繊維が豊富なポップコーンに着目。これまでの『カラダにうれしいスナック』というコミュニケーションに加えて、便通改善や腸内環境改善といった機能価値があることを証明するべく、研究を行うこととなった」と、ポップコーンの研究を実施するに至る背景を語る。「さらに、今回の研究成果を踏まえて、ポップコーンが持つ機能価値や魅力をより多くの消費者に届けていくため、『ポップコーンLAB』プロジェクトを新たに立ち上げた。同プロジェクトでは、Webサイトを通じてポップコーンに関する様々な情報を発信すると共に、今後も継続的に研究・開発に取り組んでいく」と、ポップコーンの新たな可能性を研究・発信する新プロジェクト「ポップコーンLAB」を発足したことを発表した。

ジャパンフリトレー、ポップコーンの機能的価値における研究成果を発表、小倉優子さんがポップコーンで手軽に腸活をアピール
ジャパンフリトレー M&S本部 開発部 部長の伊藤政喜氏

続いて、同 M&S本部 開発部 部長の伊藤政喜氏が、ポップコーンの機能的価値における研究成果について説明した。「ポップコーンは全粒穀物のトウモロコシを膨化させたスナック菓子であり、他の菓子類と比較しても豊富な食物繊維が含まれている。そこで、今回の研究では、食物繊維が豊富なポップコーンを継続して食べることで、便通や腸内環境が改善するのか、また1日に何g食べるといいのかを検証した」とのこと。「試験では、2週の排便回数が6~10回の軽度便秘傾向である健康な20~65歳の日本人男性および女性44名を対象に、低用量グループ(ポップコーン18.6g:食物繊維2.5g)と高用量グループ(ポップコーン37.1g:食物繊維5.0g)を設定し、4週間の継続摂取を行った。ポップコーンは、熱風で膨化させ味付けをしていないものを使用した」と、試験の概要について紹介した。

「試験の結果、低用量・高用量グループともに、摂取前2週間と比較して、便の回数が増加し、便の出やすさ・形状が改善したことを確認した。さらに、高用量グループにおいては、善玉菌(ビフィドバクテリウム ビフィダム)が有意に増加し、悪玉菌(パルビモナス ミクラ)が減少したことが確認された」と、便秘気味な健常者において、ポップコーン37.1gを4週間継続して食べることで便通や腸内環境が改善されることが実証された。「また、試験参加者に実施した食事調査によると、参加者の食物繊維摂取量は、厚生労働省の推奨する目標摂取量を下回っていた。このことから、普段の食事にポップコーン37.1gを加えることで、不足しがちな食物繊維を手軽に補充でき、腸活にも役立つことがわかった」と、今回の研究成果を受けて、新しいおやつ習慣「ポップコーンでサクッと腸活」を提案していく考えを示した。

ジャパンフリトレー、ポップコーンの機能的価値における研究成果を発表、小倉優子さんがポップコーンで手軽に腸活をアピール
左から:早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 規範科学総合研究所 ヘルスフード科学部門 部門長の矢澤一良氏、タレントの小倉優子さん

ここで、ポップコーンの良さを広めてもらうアンバサダーとして「ポップコーンでサクッと腸活大使」に就任したタレントの小倉優子さんと、食と健康の第一人者として「機能性おやつ」を提唱している早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 規範科学総合研究所 ヘルスフード科学部門 部門長の矢澤一良氏をゲストに迎え、腸活に関するトークセッションを実施した。

ジャパンフリトレー、ポップコーンの機能的価値における研究成果を発表、小倉優子さんがポップコーンで手軽に腸活をアピール
タレントの小倉優子さん

「ポップコーンでサクッと腸活大使」に就任した感想を聞くと、小倉さんは、「私も子どももポップコーンが大好きなので、大使に任命されてとても驚いた。毎週金曜日の夜に家で開催している『おうち映画館』では、必ずポップコーンを食べているので本当にうれしい。今回の研究成果を知って、腸活を意識するようになってからは、もっとポップコーンを食べるようになった」と、普段から子どもと一緒にポップコーンを楽しんでいると話していた。

ジャパンフリトレー、ポップコーンの機能的価値における研究成果を発表、小倉優子さんがポップコーンで手軽に腸活をアピール
早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 規範科学総合研究所 ヘルスフード科学部門 部門長の矢澤一良氏

腸活におけるポップコーンの役割について矢澤氏は、「腸活は排便効果だけではなく、免疫機能の向上や腸内細菌全体の活性化、脳腸相関など、体全体に良い影響を与えると考えられている。そのため、腸活をすることは全身の健康につながるといえる。腸活のために1日に必要な栄養素を3食で摂るのは大変だが、補食や間食、おやつとして、低カロリーでボリューム感のあるポップコーンは、不足しがちな食物繊維を補充できる良い食材だと感じている」と解説してくれた。これを聞いた小倉さんは、「腸が元気に活動することで健康や美容、心に良い影響があるのはわかりつつも、忙しさから、腸に良いものを意識して摂るのは難しいと感じていた。それだけに、ポップコーンで手軽に腸活ができるのはすごくありがたい」と、育児、仕事、学業など多忙を極める中で、腸活として積極的にポップコーンを取り入れていきたいと目を輝かせていた。

ジャパンフリトレー、ポップコーンの機能的価値における研究成果を発表、小倉優子さんがポップコーンで手軽に腸活をアピール
タレントの小倉優子さん

「おやつや間食をするのは良くないというイメージを持つ人も多いが、そうではなく、1日に必要なカロリーを5食に分けて食べると考えてほしい。また、食事と食事の間を開けるよりも、間食をとったほうが血糖値の急激な上昇が抑えられ、2型糖尿病の予防につながるというデータも出ている」と、矢澤氏は、おやつに対するイメージをアップデートしていく必要があると訴える。小倉さんも、「おやつは子どもが食べるもので、大人は食べないほうがいいと思っていた。ポップコーンも、今までは身体に良い食べ物とは思わずに、大好きなおやつとして食べていた。これからは、おやつや間食として、親子でポップコーンを“サクッ”と取り入れていきたい。そして、ポップコーンで楽しく美味しく腸活ができることを、周りの人にも広めていきたい」と、「ポップコーンでサクッと腸活大使」としての意気込みを語ってくれた。

ジャパンフリトレー=https://www.fritolay.co.jp/