Monozukuri Ventures、Kyoto Makers Garageにおけるモノづくり施設運営事業を合同会社TSUKUMへ売却

株式会社Monozukuri Ventures Holdings(京都府京都市、以下:MZV)は、2025年3月31日をもって、Kyoto Makers Garageにおけるモノづくり施設の運営事業を、合同会社TSUKUM(京都府京都市)へ譲渡することを決定した。

MZVは、ハードウェアスタートアップを対象としたベンチャーファンドの運営および技術コンサルティングを行っている。
合同会社TSUKUMは、デジタル工作機械の教育事業を展開している。

背景・目的

Kyoto Makers Garageは、2017年9月に京都市の協力のもと、京都・梅小路エリアに設立され、「モノづくりの裾野を広げる」ことを目的に、誰もが気軽にモノづくりに挑戦できる場としてスタートした。

スタートアップ、学生、クリエイター、アーティストをはじめ、多くの方が利用し、現在では年間2,000名を超える来場者を迎える施設へと成長した。

一方で、MZVは近年、ディープテック領域におけるスタートアップ支援へ重点を置くようになり、Kyoto Makers Garageの利用者層との方向性に違いが生じてきた。

そのため、Kyoto Makers Garageのさらなる発展と継続的な運営のために、Kyoto Makers Garageの運営を支えてきた合同会社TSUKUMの徳山氏が本事業を引き継ぐことが最善との判断に至った。
(提供:日本M&Aセンター

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