JR東日本、ルミネとジェイアール東日本商業開発を完全子会社化

東日本旅客鉄道株式会社(9020、以下:JR東日本)は、同社を株式交換完全親会社、連結子会社である株式会社ルミネ(東京都渋谷区)及びジェイアール東日本商業開発株式会社(東京都立川市)の2社(以下、総称して:対象連結子会社2社)を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決定した。

JR東日本は、東日本を中心として旅客鉄道等を運営している。

ルミネは、JR東日本グループのショッピングセンター事業の中核を担うグループ会社。国内のみならずシンガポール、インドネシアにおいてショッピングセンター「ルミネ」「ニュウマン」を展開している。

ジェイアール東日本商業開発は、グランデュオ立川及びグランデュオ蒲田を、駅ビルと百貨店の複合業態で運営している。

目的

JR東日本グループは、グループ経営ビジョン「変革 2027」の実現に向けて、経営環境の変化に的確に対応し、グループのより効率的な連結経営体制を構築することを目指している。

そのための組織再編の一環として、JR東日本の連結子会社である対象連結子会社2社をJR東日本の完全子会社とすることとした。

本株式交換に係る割当ての内容

■ルミネ■
本株式交換に係る割当比率
 JR東日本(株式交換完全親会社):1 、ルミネ(株式交換完全子会社):0.90
本株式交換により交付する株式数:JR東日本の普通株式 2,483,820株(予定)

■ジェイアール東日本商業開発■
本株式交換に係る割当比率
 JR東日本(株式交換完全親会社):1 、ジェイアール東日本商業開発(株式交換完全子会社):37.0
本株式交換により交付する株式数:JR東日本の普通株式 77,108株(予定)

日程

株式交換効力発生日:2025年3月19日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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