TIS、double jump. tokyoへ出資

web3ゲーム開発事業を主に行うdouble jump.tokyo株式会社は、長年にわたり決済インフラを支えてきたTISインテックグループのTIS株式会社から資金調達を実施したことを発表しました。

今回の出資で、double jump.tokyoのブロックチェーン技術やエンタープライズ向けソリューションの知見と、TISの決済インフラや金融領域での強みを融合し、新たなビジネス基盤を構築。
これにより、web3・ブロックチェーン技術のさらなる社会実装を推進していくとのこと。

その一環として、ステーブルコイン決済に必要なアプリやウォレット導入を支援する「ステーブルコイン決済支援サービス」を共同で提供することを発表しています。

【ステーブルコイン決済支援サービスについて】

TIS、double jump. tokyoへ出資

■概要
double jump.tokyoとTISは、ステーブルコイン決済の普及を促進するため、事業者向けの包括的な支援サービスを開始。
本サービスでは、double jump.tokyoのサービス「N Suite」を活用し、店舗がスムーズにステーブルコイン決済を導入できるように支援します。

■主な特徴
①ブロックチェーンを活用した直接送金型決済
店舗は消費者から直接ステーブルコインを受取可能。スマートフォンやタブレットがあれば専用の決済端末は不要。

②訪日外国人による利用増加
海外で発行されたステーブルコインを保有する訪日外国人が、現金の所持や換金の手間を省いて利用可能。全世界で時価総額30兆円を突破しているステーブルコイン市場を活用し、インバウンド消費を促進。

③加盟店手数料の削減
クレジットカードなど従来型キャッシュレス決済と比較し、仲介事業者が少ない仕組みを採用。ステーブルコイン決済では1~2%程度の手数料を削減。

④オープンで柔軟な決済サービス
特定の経済圏や特定の暗号資産交換業者・電子決済手段等取引業者に限定しない、オープンで柔軟な決済基盤を実現。

double jump. tokyoが持つブロックチェーン技術やweb3ウォレットの知見と、TISの決済および金融領域での強みが融合し、web3・ブロックチェーン技術の社会実装を促進していくとのことで、注目が集まります。

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