オルガノ、インドネシア子会社の一部株式を譲渡へ

オルガノ株式会社(6368)は、連結子会社であるPT Lautan Organo Water(インドネシア・ジャカルタ市、以下:LOW)の保有株式の一部を、合弁相手であるPT Lautan Luas Tbk(以下:LTL)の子会社、PT Lautan Air Indonesia(インドネシア:LAI)に譲渡することを決定した。

オルガノは、水処理エンジニアリング事業と機能商品事業を展開し、超純水製造システムなど水処理機器の製造・販売などを行っている。

2012年にLTL子会社であったLOW(旧社名:PT Hydro Hitech Optima)の発行済株式の51%を取得。LTLとの合弁により日系及び現地顧客をターゲットに水処理事業を営んでいたが、事業成長は当初期待したよりも緩やかなペースとなっていた。

LTLは、グループ内に水処理薬品を中心に水処理事業を手掛けるLAIを有しており、事業拡大を進めている。

目的

オルガノは、LOWがインドネシア市場で水処理事業を拡大するには、LTLグループとのシナジーをより高めていくことが最適であると判断。保有株式の一部をLAIに譲渡することがシナジー創出につながるとの結論に至った。

オルガノは、事業ポートフォリオの最適化を意識しつつ、引き続きLTLグループとの合弁事業を通じ、インドネシアでの水処理事業を進めていくとしている。

株式の状況

異動前の所有株式数 9,180株(株式所有割合:51.0%)
譲渡株式数 3,780株
異動後の所有株式数 5,400株(株式所有割合:30.0%)

日程

株式譲渡日:2025年3月上旬(予定)

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら