芙蓉総合リース、CBホールディングスを買収

芙蓉総合リース株式会社(8424)は、株式会社CBホールディングス(東京都港区、以下:CBHD)の全株式を取得し、連結子会社としたことを発表した。

芙蓉総合リースは、法人向けリース・ファイナンスサービスの提供、不動産・航空機・エネルギー環境・BPO/ICTなどの事業分野における各種ソリューションの提供を行っている。
CBHDは、医療・介護・福祉業界におけるM&A仲介、開業支援、経営コンサルティング、医療介護ニュースの配信等を行っている。

背景・目的

近年、日本の人口は減少局面にあり、医療・介護業界全体の需要増加と市場規模の拡大が見込まれている。一方、人件費高騰や医師の働き方改革に伴う人材確保などへの対応、ICTの活用による業務効率化など、医療・介護業界を取り巻く経営課題に応じた医療環境の整備と改善が求められいる。

芙蓉リースグループは、これらの課題に対応すべく地域金融機関と連携した地域特化型ヘルスケアファンドの組成・運営や、次世代型介護ビジネスモデルの展開をファイナンス面でサポートするなど、医療・ 介護事業者の経営支援に注力している。

本件M&Aにより、CBHDグループを芙蓉リースグループのヘルスケアドメインにおける非ファイナンス領域の中核を担う企業として位置付け、CBHDグループが有する幅広いコンサルティング機能と芙蓉リースグループのファイナンスやBPO機能を融合させることで、 医療・介護事業者が抱える様々な経営課題の解決への貢献を狙う。

株式の状況

異動前の所有株式数 100,000株(出資持分:6.3%)
取得株式数 1,500,000株(出資持分:93.7%)
異動後の所有株式数 1,600,000株(出資持分:100%)

日程

株式譲渡実行日:2025年1月17日

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(提供:日本M&Aセンター

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