オリックス、インドの再エネ大手Greenko Energy株を譲渡へ

オリックス株式会社(8591)は、持分法適用会社であるGreenko Energy Holdings(モーリシャス諸島、以下:Greenko)の全株式を、AM Green B.V.(以下:AMG)の100%子会社であるAM Green Power B.V.(オランダ)に譲渡するとともに、AMGの100%親会社であるAM Green(Luxembourg)S.à.r.l(ルクセンブルク、以下:AMG Lux)が発行する転換社債を引き受けることを決定した。

オリックスは、総合リースの大手。法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車、不動産など多角的に事業を展開している。

Greenkoは、インドの大手再生可能エネルギー事業者を傘下に持ち、インド国内で太陽光発電、風力発電、水力発電など、設備容量合計7.3GWの稼働中プロジェクトを運営するほか、大型の揚水発電の開発を進めている。

AMGは、2023年にGreenko創業者が設立。脱炭素化およびグリーンソリューションを手掛けている。

目的

オリックスは、2021年3月にGreenkoへ出資し、事業成長を支援してきたが、Greenkoへの投資から切り替える形で、脱炭素社会実現に向けて高い成長が見込まれる次世代エネルギー分野へ投資することとした。

日程

株式譲渡および転換社債引受実行日:2025年3月31日(予定)

證券・投資・その他金融業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら