古河電気工業、富士通オプティカルコンポーネンツを買収

古河電気工業株式会社(5801)は、富士通株式会社(6702)の100%子会社である富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社(神奈川県川崎市、以下:FOC社)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。

古河電気工業は、メタル・ポリマー・フォトニクス・高周波の4つのコア技術を強みに、インフラ分野、自動車部品分野等の多岐にわたる技術・製品・サービスを提供している。
FOC社は、光通信ネットワークを構築するために必須となる光変調器や光受信器、またこれらを利用した光トランシーバの開発、製造、販売を行っている。

背景・目的

古河電気工業は、光通信分野において黎明期から続く光デバイス・光部品分野での長年の技術の蓄積を生かし、レーザダイオードモジュールやスプリッタなど高品質な製品を世界中へ供給しており、光通信の最先端領域の拡大に貢献している。

本件M&Aにより、FOC社のもつLN技術と、古河電気工業のもつ光半導体光源技術を結集することで、5G/B5G時代の光ネットワークに要求される高速・小型のハイブリッド集積デバイス及びこれらによる低消費電力・広帯域化に対応した光トランシーバの供給を図る。

古河電気工業は、今回の株式取得後も、富士通と引き続き連携し、持続可能な未来社会を支えるネットワークの実現に貢献していく。

株式の状況

異動前の所有株式数 0株(議決権の数:0個)(議決権所有割合:0.0%)
取得株式数 4,000株(議決権の数:4,000個)(議決権所有割合:100.0%)
取得価額 相手先の意向により非開示
異動後の所有株式数 4,000株(議決権の数:4,000個)(議決権所有割合:100.0%)

日程

株式取得日:2025年4月1日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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