東芝、東芝インフラシステムズを吸収合併へ

株式会社東芝(東京都港区)は、2024年5月16日に公表した中期経営計画「東芝再興計画」において、東芝グループの主要事業を担う子会社4社※を廃止し適切な時期に当社に統合する方針を示していたが、2025年4月1日付で、社会インフラ事業を担う東芝インフラシステムズ株式会社(神奈川県川崎市、以下:TISS)を同社に統合することとした。東芝を存続会社、TISSを消滅会社とする吸収合併により実施する。

東芝インフラシステムズは、社会インフラ事業関連の製品・システムの開発・製造・販売・サービスを行っている。

合併の背景

東芝グループでは、全社ROS10%を必達目標とし、収益性改善の実行力を高めるために経営インフラの高度化を進めている。
本統合により、事業部と本社の最適な協働体制を構築するとともに、業務プロセスの簡素化・効率化を図ることで、One東芝として「東芝再興計画」の実現に向けた取り組みを加速させる。

今後東芝は、TISS以外の3分社会社についても、適切な時期に同社に統合していくことを検討している。

※東芝エネルギーシステムズ株式会社、東芝インフラシステムズ株式会社、東芝デバイス&ストレージ株式会社、東芝デジタルソリューションズ株式会社の4社
(提供:日本M&Aセンター

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