鎌倉新書、ベル少額短期保険を子会社化

株式会社鎌倉新書(6184)は、ベル少額短期保険株式会社(福岡県福岡市)の株式を取得することを決定し、株式を取得した。本件株式取得に伴い、ベル少額短期保険は鎌倉新書の連結子会社となった。

鎌倉新書は、マッチングプラットフォームとなるポータルサイト運営を中心とした終活に関わる情報サービスの提供、自治体に対する高齢者領域での住民サービスの支援を行っている。

ベル少額短期保険は、少額短期保険業を行っている。

背景・目的

鎌倉新書は、高齢社会における「終活のインフラストラクチャー」の構築を企業の存在理由と定義し活動を行っている。高齢社会の進展にともない生じる人びとのさまざまな希望や課題を解決するための情報やサービスの提供により、高齢者やそのご家族が、より安心して暮らせることや、そのことを通して消費や投資を活発に行う、そのような終活インフラを社会に構築すること目指している。

近年、鎌倉新書では、介護や生前における相続などの事業分野が拡大する中で、終活領域でのリスクへの備えといったニーズの重要性を感じており、昨年は保険代理店子会社を設立し事業を行っている。加えて、この終活領域に特化したリスクに備える、ユニークな保険商品を提供することができれば、より多くの人びとのニーズに応えられると考えていた。

今般、そうした戦略のもとで、本件M&Aにより、葬儀に備える少額短期保険の提供を行っているベル少額短期保険の株式の取得に至った。

鎌倉新書は、本件株式取得により、以下のシナジーを狙う。

・保険領域におけるサービスの拡充
・顧客データベースの拡充
・鎌倉新書の既存サービスとの連携の拡充

株式の状況

異動前の所有株式数 0株(議決権所有割合:0.0%)
取得株式数 444株
異動後の所有株式数 444株

日程

株式取得契約書締結:2024年11月1日
株式取得実行日  :2024年11月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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