スタンレー電気、二輪用・商用車用ランプ製造組立のブラジルAngstrom Electricを子会社化

スタンレー電気株式会社(6923)は、Angstrom Electric Ltda.(ブラジル・アマゾナス州)の株式の75%を取得し、子会社化することを決定した。

スタンレー電気は、自動車機器事業、コンポーネンツ事業、電子応用製品事業を行っている。

Angstrom Electricは、二輪用ランプ・商用車用ランプの製造・組立を行っている。

背景・目的

スタンレー電気は、連結子会社であるStanley Electric do Brasil Ltda.(ブラジル・サンパウロ州)を有し、日系OEMメーカーを中心に四輪用照明機器の生産・供給の事業活動に注力してきた。

今後、南米において二輪および欧米四輪メーカーの市場拡大が見込まれることを背景に、生産工場(アマゾナス州・マナウス)およびテックセンター(サンパウロ州・サンパウロ)を持つAngstrom Electricをグループに迎えることとした。

スタンレー電気は、本件M&Aにより、基盤強化をし、北部・マナウスに集積する二輪メーカーに対して競争力のある製品供給を狙う。

さらにAngstrom Electricのテックセンターを活用する事で、南米をターゲットとする四輪・二輪の設計・開発から生産までを一貫して行える体制をブラジルで構築していく。

日程

契約締結日:2024年10月25日
株式譲渡実行日(予定):2024年11月30日

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(提供:日本M&Aセンター

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