エスアールエル、子会社のエスアールエル・メディサーチの事業をエイツーヘルスケアに譲渡

株式会社エスアールエル(東京都港区)の連結子会社である株式会社エスアールエル・メディサーチ(東京都新宿区)は、同社の事業について、伊藤忠商事株式会社(8001)の連結子会社であるエイツーヘルスケア株式会社(東京都文京区)に譲渡することを決定した。

事業譲渡は、2024年11月1日に完了する見込み。

エスアールエル・メディサーチは、エスアールエルの分析ラボと連携した総合的なCRO(Contract Research Organization:医薬品開発業務受託機関)として、新たな治療法や新薬の開発支援を行っている。

エイツーヘルスケアは、医薬品・医療機器・再生医療等製品・ワクチン開発、 製造販売後調査等、臨床研究受託事業を行っている。

目的

エスアールエルおよびその傘下企業は、昨今の事業環境の大きな変化を踏まえ、サービス提供体制の最適化、および強みである特殊検査の強化に向けた取り組みを進めている。

このような中、エスアールエル・メディサーチの事業の今後の発展を慎重に考慮した結果、CROとして臨床開発モニタリング事業を中心とした事業基盤の強化と成長をめざすエイツーヘルスケアに当該事業を譲渡することが、当該事業およびエイツーヘルスケアの事業の発展につながると考え、今般の契約締結に至った。

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(提供:日本M&Aセンター

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