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(画像=PIXTA)

イワキ株式会社(8095)の連結子会社である岩城製薬株式会社(東京都中央区)は、鳥居薬品株式会社(4551)との間で、鳥居薬品が所有する佐倉工場の取得に係る株式譲渡契約を締結した。
鳥居薬品を分割会社とし、鳥居薬品が新設する新会社に吸収分割により対象事業を承継させたうえで、新会社の全株式を岩城製薬が取得する。
株式譲渡後、鳥居薬品は、佐倉工場の現有製造品目を新会社に製造委託する。

医薬品卸業界のM&A

イワキグループは、1914年の薬種問屋としての創業以来、ヘルスケア・ファインケミカルの専門商社としてのドメインを核に化粧品・健康食品・化学品の分野へ展開を図り、現在では原料製造から小売業まで幅広いバリューチェーンを構築。
岩城製薬は、皮膚外用剤を主力とした事業を展開。

鳥居薬品は、医薬品の製造・販売を展開する製薬メーカー。佐倉工場は、1977年の竣工以来、鳥居薬品の主たる事業である医薬品の製造販売において、医薬品の製造と供給を行っている。

本件M&Aにより、イワキグループは、複数の外用剤等を製造している佐倉工場と共通点があり、鳥居薬品との薬事業において高い補完性・親和性を有していることから、シナジー効果創出を目指す。

●今後のスケジュール
佐倉新会社設立 2020年4月
吸収分割契約締結日 2020年5月
吸収分割の実施日 2020年7月1日
株式譲渡の実行日 2020年7月1日
(提供:日本M&Aセンター

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