伊藤園とタリーズコーヒージャパンは「国際コーヒーの日」である10月1日、JR東日本の東京駅改札内地下1階で「エキナカコーヒーフェスタ」in TOKYO STATIONを開催した。
これは、国際コーヒーの日(10月1日)に合わせ、タンザニア大使館の協力を得て、タンザニアのコーヒー文化とともに、同国で生産されるキリマンジャロコーヒーのおいしさを体験してもらいながら、その魅力を広く発信するもの。
同日朝に行われた内覧会で、タリーズコーヒージャパンの内山修二取締役は次のように話した。「伊藤園とともに“国際コーヒーの日”ということでイベントを開催することとなった。私たちは、これまでもコーヒーをどれだけ多くのお客様に楽しんでいただけるかということに注力して活動してきた」
「伊藤園が展開するRTD製品である“タリーズコーヒー”ブランドのキリマンジャロのボトル缶コーヒーは、非常に好調な販売だ。そして、我々ショップでは豆や焙煎にこだわり、そして手作りによりバリスタがホスピタリティを持ってお客様にコーヒーを提供している。そのような取り組みを、ぜひ多くの方にお伝えしたいと考えて今回のイベントを行った」。
ブース出展では、伊藤園がタリーズ製品の販売と試飲、タリーズコーヒージャパンがスペシャルティコーヒーの紹介やドリンクやグッズの販売などを実施した。また、伊藤園グループのDISTANT LANDS TRADING CO.は、コスタリカのコーヒー農園で豊かな自然環境を維持することで持続可能なコーヒー生産を目指すサステナブルな事業活動を紹介し、メリタジャパンはコーヒー機器の展示と販売を行った。
ほかには、JR東日本サービスクリエーションが11月1日から東北新幹線の車内販売で提供される「タリーズコーヒー」や、NewDaysが10月1日から発売するキリマンジャロ豆を使用した新レギュラーコーヒーの試飲が行われた。なお、東北新幹線の車内販売は、11月1日~2025年1月31日まで。「はやぶさ7号」「はやぶさ9号」「はやぶさ11号」の東京~仙台間で行われる。
伊藤園の相澤治コーヒーブランドマネジャーは、「“タリーズコーヒー バリスタズブラック キリマンジャロ”を展開していることもあり、イベントにはタンザニア大使館のお力添えもいただいた。コーヒーを盛り上げるため、とにかく楽しい一日にしたいと考えて取り組んだ」と話した。
タンザニア大使館のエドナ・チュク参事官は、「キリマンジャロコーヒーのイベントを開催してくださり嬉しく思う。タンザニアの農家や経済にとっても素晴らしいことであり、日本のみなさまに感謝している。日本は非常に重要なマーケットであり、これからもコーヒーの貿易や露出などで、積極的にコラボレーションを働きかけていきたい」と語った。