レゾナック・ホールディングス、再生医療事業の米Minaris Regenerative Medicineなど3社を米Altarisに譲渡

株式会社レゾナック・ホールディングス(4004)は、株式会社レゾナック(東京都港区)と、Altaris, LLC(米国)がサービスを提供するファンド(以下:Altaris)との間で、 Minaris Regenerative Medicine, LLC(米国ニュー・ジャージー州)、Minaris Regenerative Medicine GmbH(ドイツ)、及びMinaris Regenerative Medicine株式会社(神奈川県横浜市、以下3社を総称して:Minaris)の全発行済株式を、Altarisに譲渡する株式譲渡契約を締結した。

レゾナックは、機能性化学メーカー。エレクトロニクス、モビリティ、機能材料、石油化学、基礎化学品、グラファイト、デバイスソリューション、ライフサイエンスを展開している。

Altarisは、ヘルスケアセクターで20年以上の投資実績を持ち、業界に関する専門的知見及び経営資源を有している。

Minarisは、再生医療等製品の製法開発、治験薬製造及び商用製造を行っている。

背景・目的

Minarisは、再生医療等製品の製法開発・受託製造事業(以下:再生医療CDMO事業)について、日本・アメリカおよび欧州の国や地域で展開し、グローバルにサービスを提供してきた。

一方で、レゾナックグループは、機能性化学メーカーとして、持続可能なグローバル社会の発展に貢献することを目指している。

その実現に向けた取り組みの一つとして、最適な経営資源の配分及び事業ポートフォリオの見直し・入れ替えを行っている。

こうした中、再生医療CDMO事業の在り方について、あらゆる選択肢を慎重に検討した結果、Altarisとの本取引を決定し、事業拡大を図る。

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(提供:日本M&Aセンター

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