セイコーウオッチ、「セイコー プロスペックス」からGPSソーラークロノグラフとメカニカルクロノグラフを発売

セイコーウオッチは、「セイコー プロスペックス」のクロノグラフコレクション「スピードタイマー」から、GPSソーラーを搭載したレギュラーモデル2種とSEIKOブランド100周年記念限定モデル1種を、10月11日に発売する。同日に、メカニカルクロノグラフのレギュラーモデル1種も発売する。

確実・正確に時を計り、0.1秒、0.01秒に挑むアスリートたちを支え続けてきたセイコー。1960年代にスポーツ計時のパイオニアとして、世界のスポーツシーンに新たな精度基準を打ち立てた計時機器を開発した。「スピードタイマー」は、セイコーが長年にわたって培ってきた、計時機器に求められる高い実用性を追求するデザイン哲学に基づいたコレクション。時間を正確に読み取るための視認性や判読性を備え、スポーツシーンに限らず、あらゆるシーンで正確に一瞬一瞬を記録する。

セイコーウオッチ、「セイコー プロスペックス」からGPSソーラークロノグラフとメカニカルクロノグラフを発売

先端先進技術による「進化」とヘリテージの「継承」を融合させた次世代型GPSソーラークロノグラフは、1972年に発売され、今なお高い評価を得ているセイコーの自動巻クロノグラフをデザインソースとし、流線形のフロー型ケースを採用したスポーティーなデザインに、先端のムーブメントを組み合わせた、セイコーのクロノグラフの歴史につらなる次世代型モデルとなっている。

セイコーウオッチ、「セイコー プロスペックス」からGPSソーラークロノグラフとメカニカルクロノグラフを発売

ムーブメントには、プロスペックスとしては初めてGPSソーラー デュアルタイム・クロノグラフ ムーブメント「キャリバー5X83」を搭載している。GPSソーラーの利便性に加えて、1/20秒まで計測可能な高精度ストップウオッチ機能、デュアルタイム表示、高速タイムゾーン修正、タイムトランスファー機能(中央の基本時計で示す時刻と、6時位置のサブダイヤルで示す第二の時刻を、ボタン操作によって入れ替えて表示する機能)を備えた先進のクロノグラフムーブメントで、機能的な進化とストレスフリーな高性能を実現している。

セイコーウオッチ、「セイコー プロスペックス」からGPSソーラークロノグラフとメカニカルクロノグラフを発売

1972年モデルの本格的なクロノグラフとしての設計思想を継承し、時・分・秒のストップウオッチ積算針の色を統一した。ホワイトのダイヤルには、1972年当時のモデルの特徴を継承し、ノスタルジックなオレンジのクロノグラフ積算針を採用した。ブラックのダイヤルには、セイコーの計時・計測の原点であるスポーツ計時を象徴するイエローを採用している。

セイコーウオッチ、「セイコー プロスペックス」からGPSソーラークロノグラフとメカニカルクロノグラフを発売

SEIKOブランド100周年を記念する限定モデルは、技術革新とともに生まれ、現在も輝きを放ち続ける数多の歴史的なプロダクトにちなんで、「輝き」をキーワードにしている。

セイコーウオッチ、「セイコー プロスペックス」からGPSソーラークロノグラフとメカニカルクロノグラフを発売

その「輝き」を表現したゴールドカラーの差し色を、クロノグラフの積算針やカウンターサークル、さらには、クロノグラフのスタート・ストップボタン等に配した。

セイコーウオッチ、「セイコー プロスペックス」からGPSソーラークロノグラフとメカニカルクロノグラフを発売

昨年に登場した、1970年代のヘリテージモデルを現代的にアップグレードしたメカニカルクロノグラフに新たなモデルが加わる。当時のモデルが採用していた流線形のフロー型ケースや、エレガントな多列ブレスレット、時分針とストップウオッチ針を見分けやすいツートーンのダイヤルなどの特徴を受け継いだスポーティーなデザインを受け継いでいる。ダイヤルには、通称「サンライズ」と呼ばれる人気アーカイブモデルから着想を得た、朝焼けの空のようなニュアンスのあるブルーを採用した。「垂直クラッチ」を搭載した世界初の自動巻クロノグラフとして1969年に誕生した「スピードタイマー」の誕生55周年にふさわしい、新たな時代の幕開けのカラーリングでもある。

セイコーウオッチ、「セイコー プロスペックス」からGPSソーラークロノグラフとメカニカルクロノグラフを発売

同作に搭載されるキャリバー8R48は、部品の設計・開発から、部品製造、組立、調整、検査までを自社で一貫して行っているクロノグラフムーブメント。主にスタート時の指針ずれや針飛びを抑制し、優れた計時精度を実現する「垂直クラッチ」に加え、確実な操作感や安定した動作を実現する「ピラーホイール(コラムホイール)」など、「1969 スピードタイマー」から脈々と受け継がれる技術がさらに進化を遂げて搭載されており、信頼性や堅牢性、さらにはメンテナンス性までも重視した設計となっている。

セイコーは、1881年に服部時計店として創業して以来、「常に時代の一歩先を行く」という創業者の服部金太郎の信条を貫き、革新を続けてきた。その歩みの中で、1924年に初めてSEIKOの名を冠した腕時計を発売し、今年にSEIKOブランド誕生100周年を迎えた。数々の困難を乗り越えてきたSEIKOブランドの歴史は、絶え間ない挑戦の歴史でもある。これまでの100年に感謝を示し、笑顔であふれる次の100年を目指して、SEIKOはこれからも人々と社会に信頼と感動をもたらすブランドであり続ける。

[小売価格]
スピードタイマー GPSソーラー デュアルタイム・クロノグラフ:30万8000円
スピードタイマー GPSソーラー デュアルタイム・クロノグラフ限定モデル:33万円
スピードタイマー メカニカルクロノグラフ:35万2000円
(すべて税込)
[発売日]10月11日(金)

セイコーウオッチ=https://www.seikowatches.com/jp-ja