MRT、医師向けプラットフォーム運営事業のシンガポールDOCQUITY HOLDINGSと資本業務提携へ

MRT株式会社(6034)は、DOCQUITY HOLDINGS PTE. LTD.(シンガポール、以下:Docquity)の筆頭株主である伊藤忠商事株式会社(8001)より保有する株式の一部を取得し、伊藤忠商事の支援のもと、 Docquityと東南アジア圏における医療人材紹介事業の発展および日本国内におけるMRTグループ会員に向けたコンテンツ提供に関する資本業務提携することを決定した。

MRTグループは、日本全国で築き上げてきた医師のネットワークを強みとして、医療現場の主役である医師、医療機関、患者およびその他医療関係者に医療情報のプラットフォームを提供している。

Docquityは、東南アジアの医師向けプラットフォーム・アプリを擁し、学会と連携、各学会単位を取得することが可能な教育コンテンツや、製薬企業を中心とした医薬関連企業のデジタルマーケティング支援として、製品や疾患等の情報を医師へ提供している。

伊藤忠商事は、繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野において、国内、輸出入および三国間取引を行うほか、国内外における事業投資など、幅広いビジネスを展開している。

背景・目的

伊藤忠商事は、2019年2月にDocquityと資本・業務提携を開始、2022年9月に関連会社した。伊藤忠グループが有する国内外のネットワークを活用して、Docquityの医薬品・医療機器マーケティング事業の成長を支援している。Docquityアプリを活用して、医師・医療機関向けの新たなデジタルサービス等の医療・ヘルスケアDX事業を推進している。

本提携を通じて、引き続き伊藤忠商事より関連会社としての支援を受けるDocquityとMRTグループの両社が持つプラットフォームを連携し、それぞれのサービスを向上するとともに、MRTグループは、東南アジア圏において医療人材紹介ビジネスを展開していく。

業務提携の内容

1. MRTグループとDocquity連携による東南アジア圏における医療人材紹介事業の発展
2. MRTグループ会員に向けたDocquityの持つコンテンツ提供

新たに取得する相手方の株式又は持分の取得価額

発行済株式数の7.5%にあたる議決権付優先出資株式 11,818,384米ドル(約1,739百万円)

※日本円換算レートは、 2024年9月3日時点の1米ドル 147.16円で換算。

日程

取締役会決議日  :2024年9月4日

株式譲渡契約締結日:2024年9月中旬(予定)

業務提携契約締結日:2024年10月中旬(予定)

株式譲渡実行日  :2024年10月中旬(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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