お台場で最高の夏の思い出作りだ。エンターテイメント・フェスを企画・運営するGLAMSAが東京・お台場エリアで、エンタメパーク「GLAMSA PARK 2024」を開催中。今回、9月1日までイベント目白押しの同パークを体験取材して、魅力に迫った。
「GLAMSA PARK(グランサパーク)」は、サウナ・プール・ビアガーデン&BBQ・キッチンカー・フェスなど今話題のコンテンツが盛りだくさんのイベントパーク。周辺の商業施設「デックス東京ビーチ」や「CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)」「豊洲 千客万来」を巻き込んで、夏のお台場を盛り上げる「台場サマーランドプロジェクト」として、初開催されている。パークへの入場は無料。各エリアを楽しむときに料金が発生するシステムとなっている。
サウナエリアには、“世界一熱いテントサウナブランド”Sotoburo社製超大型テントサウナ「CUBE33」が設置されている。室内には、中央に同社製の「Sotoburo Stove」を、両端にはmadsaunist(マッドサウニスト)製の「Steam Generator」を設置している。
ツインのSteam Generator内のタンクから200度を超える熱された加熱蒸気が、管を通って大気中に放出される。イメージするなら“超高温の加湿器”。粒度が細かい繊細な水蒸気が発生し、熱あたりを強化し、体感温度を高める。対して中央のSOTOBURO STOVEは、ロウリュで粒の大きな飽和水蒸気を発生させ、全体を柔らかく包み込む熱を加えることで絶妙な熱コラボレーションを実現。2パターンの熱がサウニストに降り注ぐ蒸気浴を可能とした。また、テントサウナ内にホースシャワーを入れこみ、熱くなったら冷水シャワーを浴びてクールダウンすることができるコンテンツ「人間ロウリュ」も採用。この行為を行うことで、徐々に深部体温まで温まることができ、水風呂がより心地良く感じられる。
サウナエリアを監修するSUMMER SAUNA RESORTは、日本のみならず、世界にも通用する日本の技術を肌で体験して欲しいと語り、世界進出を計画している。
ととのいスペースも十分な数のデッキチェアを設置。水プールも2つ。水温を一定に制御するチラー(madsaunist super ice chiller)導入して、片方をキンキンの3~6度、一方を12~18度に設定するなど真夏の環境下でも徹底された水温管理だ。「1日1200人のサウナフェスを行うSUMMER SAUNA RESORTだからこそできる、madsaunist製super icechiller3台をフル活用した、妥協のないサウナブースとなっている」と胸を張った。
ビアガーデン&BBQエリア店舗は「PREMIUM DAIBA NIKUYOKOCHO BBQ DAYS」。全国のデパート屋上などでバーベキューを展開している「BBQ DAYS」が営業。エリアは、広々140人収容可能で、完全手ぶらのバーベキューが楽しめる。ビアガーデンは、飲み放題2時間2000円・税込(ソフトドリンク=同500円・税込)でセルフ方式。この他にシャンパンなどのドリンクメニューも用意しており、パーティーにもぴったりだ。
バーベキューセットの一番人気は、和牛と海鮮、野菜、焼きそばが入った「バラエティセット」(3900円・税込)。1人当たり5000円から1万円の単価設定だという。また、黒毛和牛や松阪牛、山海の珍味などが入ったプレミアムコース(5万円・3万円・2万円=1名料金・2名から・すべて税込)も数量限定で提供している。
特筆すべきは、肉のクオリティ。グループ会社に食肉卸問屋を持つ「BBQ DAYS」の強みで、肉質にこだわったメニューを適正価格で提供。「プールに来た人が、ここに来て『バーベキューあるんだ!頼んでみようか』という行動につながるとうれしい」と、担当者は、夏の海辺のようなプールとバーベキューの相乗効果を期待する。
バーベキューエリアの横には、イベントステージを設置。約500人が観覧可能なスペースで、週末などにはアイドルイベントなどを開催。8月24日・25日には、次世代の音楽シーンをけん引する若手ラッパーが勢揃いしたHIPHOPフェス「NEXT2024」を開催し、バーベキューやビアガーデンを楽しみながらライブを観覧することができた。
プールエリアは、約20メートル×5メートのプールにドリンクバー、DJスペース。そして、プールを囲むようにカップルシートを配置。DJブース後方がVIPシートとなっている。プールのナイトタイム営業「PREMIUM DAIBA NIGHT POOL」では、有名DJによるナイトプールパーティーを毎晩開催している。
ナイトプールは、さまざまなLEDライトでライトアップされ、幻想的な雰囲気。映えスポットとしても人気を集めている。ドリンクバーでは、シャンパンやイベントのハウスボトルなども提供される。また、プールエリアでは、シーシャ(水タバコ)も楽しめ、リゾート感満載だ。
家族連れにも配慮した無料エリアには、イベントブースとキッチンカーエリアがあり、平日には5台、土日祝日は8台のキッチンカーが営業。カレーやピザ、ポテトフライやスムージーなどが出店。スムージー店舗の一番人気は「桃スムージー」だとか。一定距離にミストを配置したり救護所を常設したりするなど、熱中症対策も万全だった。
イベントブースでは、ギャルに人気の水着ブランド「PINKY SHAKE」とコラボしたストアや、日焼け止めブランド「POHO+(ポホプラス)」ストアなどが出店。イベント公式ストアでは、アイウェアブランド「SUNKAK」とコラボし、オリジナルサングラスも販売されている。また、イベントのオリジナルタオルなども人気だという。子ども向けの射的や昆虫と触れ合えるブースも。
「この夏に楽しみたいレジャーをまとめて楽しめるように、ひとつのスペースに凝縮した」と話すイベント担当者。残る夏を楽しむには「GLAMSA PARK 2024」がもってこいだ。
[開催概要]
イベント名:GLAMSA PARK 2024(グランサパーク 2024)
開催期間:2024年8月11日(日)~9月1日(日)
開催場所:お台場青海R地区内 東京都江東区青海1丁目1番16
アクセス:ゆりかもめ台場駅から徒歩7分、ダイバーシティ東京から徒歩30秒
営業時間:10:00~21:00
入場料金:無料 ※各エリア・コンテンツごとに料金がかかる
主催:GLAMSA
協力:Water Rand 実行委員会
広さ・キャパシティ:約6000平方メートル・約5000名(1日)
GLAMSA PARK 2024=https://glamsa.jp/