歯愛メディカル、デンタルサポートセンターを譲渡

株式会社歯愛メディカル(3540)は、同社が保有する株式会社デンタルサポートセンター(大阪府大阪市)の全株式を譲渡することを決定した。

歯愛メディカルグループは、歯科医院や歯科技工所を中心に、各種医療機関への通信販売等を主たる業務として行っている。

デンタルサポートセンターは、経営、労務、経理等の事務代行業務、コンサルティング業務及び事務処理の受託、代行業務を行っている。

背景・目的

歯愛メディカルは、歯科医院向け事務長アウトソーシング事業を展開するため、当事業で実績がある松久慎太郎氏と合弁でデンタルサポートセンターを設立し、同氏との共同経営により関西地区を中心に事業展開、全国展開を視野に入れ事業拡大を図ってきた。

しかしながら、同様のサービスを展開する競合他社との競争や事務業務を行うスタッフの採用難により、必要な人員を確保できなかったことなどから受託件数は伸び悩む結果となった。

また、新型コロナウイルス感染症の拡大以降は事業を取り巻く環境が変化したこともあり、歯愛メディカルはこのような人的サービス事業よりも、成長戦略に注力するため本事業から撤退し、歯愛メディカルが保有するデンタルサポートセンター株式については松久氏に譲渡することとした。

株式の状況

異動前の所有株式数 330株(議決権の数:330個)(議決権所有割合:66.6%)
譲渡株式数 330株(議決権の数:330個)
譲渡価額 相手先の意向により非開示
異動後の所有株式数 0株(議決権の数:0個)

日程

決議日    :2024年8月13日

契約締結日  :2024年8月13日

株式譲渡実行日:2024年8月13日

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(提供:日本M&Aセンター

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