日本製鉄、子会社の日鉄建材など3社と国内電縫鋼管事業の再編へ

日本製鉄株式会社(5401)は、完全子会社の日鉄建材株式会社および日鉄鋼管株式会社ならびに日鉄建材の完全子会社である日鉄めっき鋼管株式会社の4社間で、国内電縫鋼管事業再編に関する基本合意を締結したと発表した。

日鉄鋼管の建材管の商権を中心とした事業を会社分割することで日鉄建材が承継し、残るメカニカル鋼管事業を日本製鉄が日鉄鋼管を吸収合併することで承継する。

さらに、日鉄めっき鋼管のメカニカル鋼管商権を日本製鉄に移管する。

本事業再編の目的

国内鋼材需要の低迷長期化、国内労働力不足、自動車の電動化、顧客・競争環境のグローバル化等の構造変化が加速する中、事業環境に適応するため、より効率的な事業構造への変革・競争力強化を目的として事業再編を行う。

本合併の要旨

日本製鉄を存続会社、日鉄鋼管を消滅会社とする吸収合併方式とし、合併と同時に、日鉄鋼管は解散する。

本合併の日程

基本合意書締結決定日  :2024年8月1日

基本合意書締結日    :2024年8月1日

合併契約書締結決定日  :2025年2月(予定)

合併契約書締結日    :2025年2月(予定)

実施予定日(効力発生日):2025年4月1日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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