メタバースWeb3のコンテンツ企画・ディレクションを行うVma plus株式会社は、誰もが簡単にWordPressでブラウザ型メタバースを作成できる無料プラグイン「Vma plus Station」を、7月17日に正式リリースした。
Vma plus Stationは、ブログやWebサイトを作成するCMS「WordPress」用のプラグインで、WordPressにインストールすることで、メタバース開発の専門知識や複雑な設定は必要なく、簡単にメタバースをWebサイトに構築することが可能となる。
今回、ギャラリータイプのメタバース空間を1エリアだけ作ることができる無償版(基本機能のみ)がリリースされ、今後は、複数のメタバース空間を作成したり、アバターやメタバース空間の種類を選択できる有償版のリリースも決定しているとのこと。
無償版については、WordPress 公式ホームページのプラグインディレクトリか、WordPressの管理画面からダウンロード・インストールが可能となっている。
WordPress プラグイン「Vma plus Station」の活用
WordPress プラグイン「Vma plus Station」を使うことで、メタバースの技術的な知識や複雑な設定を必要とせず、短時間で簡単にウェブサイトへメタバースを導入することができるため、メタバースの制作にかかるリソースやコストを大幅に抑えつつ、ホームページの機能を充実させることが可能。
そのため、メタバースを通して、より独創的で魅力的なウェブ体験をユーザーに提供できるほか、独自のブランド体験を創造し、顧客との新たな接点を生み出す方法として活用できるのが特徴。
「Vma plus Station」基本機能
価格 | 無料 |
メタバース空間を作る場所 | ご自身のWordPress |
作れるメタバース空間数 | 1エリア |
メタバースタイプ | ギャラリータイプメタバース |
設定できる画像 | 最大18枚 |
自分のアバター種別 | ロボット型アバター |
他のアバター | 見えない |
EC機能 | ✕ |
アバターアクション | ✕ |
メタバースWeb画面表示イメージ
本プラグインの基本機能を使って構築したギャラリータイプのメタバース空間は、ロボットアバターとして自由に動き回ることができるほか、現実世界の展示ギャラリーのように最大18枚までの画像を設置することが可能。
また、各展示画像には、ECサイトの商品ページやコーポレートサイトなどのリンクURLを設定することや、展示した画像分のアクセスルートをユーザーに提供することができるため、1つの広告機能として活用することも可能となっている。
メタバースを作る手順
・Step1:プラグインをご自身のWordPressにインストール
・Step2:メタバースにアクセスできるURL(Site Path)を入力
・Step3:好きな画像をアップロードして保存(Save Settings)をクリック
メタバースにアクセスできるURL(Site Path)にアクセスすることで、メタバース空間に入ることが可能。
管理画面イメージ
プラグインの管理画面では、メタバース空間を配置するサイトパスの指定、展示する画像のアップロード、画像に設定するリンクURLの指定を行うことができる。
関連リンク
Vma plus株式会社
> 公式サイト
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