株式会社GENDA(9166)は、株式会社シトラム(東京都渋谷区)を株式交付子会社とし、その譲渡人に対して株式交付を行うことを決定した。GENDAは、2024年5月1日にシトラムの発行済株式の20%を取得し、実質支配力基準による連結子会社としている。
GENDAは、アミューズメント、カラオケ、キャラクター・マーチャンダイジング、コンテンツ&プロモーションなどエンターテイメントにおいて幅広く事業を展開している。
シトラムは、酒類の輸入卸及び国内での販売事業を運営している。
株式交付の目的及び理由
GENDAグループのF&B領域及びシトラム双方の事業規模拡大、具体的には以下①~④を狙う。
①飲食業界における成長領域であるスピリッツ・リキュール市場に、GENDAグループが進出することへの足がかりとなること
②小売店販売にも強いシトラムが、GENDAグループに参画することは、GENDAグループの小売販売の強化につながること
③ドラマ・アニメ等IPとのコラボレーション実績の多いシトラム商品は、GENDAの定義するエンタメ・プラットフォームで展開する商品としての特徴を備えており、GENDAグループでの酒類販売を強化することで、顧客へ提供できるエンタメ体験を拡大できること
④シトラムとGENDAグループのサプライチェーン機能を統一することで、GENDAグループのF&B領域のサプライチェーンの最適化につながること
本株式交付に係る割当ての内容(株式交付比率) GENDAは、シトラムの普通株式1株に対して、GENDAの普通株式16,583.75株を割当て交付する。
なお、GENDAが本株式交付によりシトラムの株式に係る割当てとして交付する、GENDAの普通株式には、新たに発行する株式1,990,050株を充当する予定である。
GENDAが譲り受けるシトラムの普通株式の下限は、120株とする。
本株式交付の日程
株式交付計画承認の当社取締役会 :2024年6月27日
株式交付子会社の株式の譲渡の申込期日:2024年7月26日
株式交付の効力発生日 :2024年7月30日
(提供:日本M&Aセンター)