WILLER TRAINS、全3コースを提供するレストラン列車「丹後くろまつ号」2024年秋冬コースを販売

京都丹後鉄道(以下、丹鉄)を運行するWILLER TRAINSは、10月~来年3月に「丹後くろまつ号」2024年秋冬コースを運行する。運行開始に先駆け、7月4日から、丹後くろまつ号予約ページで予約受付を開始する。

絶景・食・文化・歴史など、様々な側面から丹鉄沿線の魅力を堪能できるレストラン列車「丹後くろまつ号」ならではの感動体験を提供する。

WILLER TRAINS、全3コースを提供するレストラン列車「丹後くろまつ号」2024年秋冬コースを販売

今年秋冬コースは、黒豆の最高級品として知られる“丹波黒豆”をふんだんに使用した朝食プレートとデザートプレートの2皿を楽しめる「モーニングコース」、丹後の豊かな山の幸と海の幸を最大限に活かした和洋折衷の「ランチコース」、海の京都を味わえる豊富な海の幸と地酒を楽しめる「地肴コース」の全3コースとなっている。それぞれ、地元の食材を知り尽くした地元レストラン協力のもと、丹後くろまつ号のために特別に作られたコースを堪能できる。

福知山から天橋立間を走行する「モーニングコース」では、秋は紅葉、冬は雪景色となる美しい山々と田園風景を車窓から見ることができる。天橋立から西舞鶴間を走行する「ランチコース」と「地肴コース」では、丹鉄沿線の絶景ポイント「奈具海岸」や「由良川橋梁」など“海の京都”を感じることができる日本海の絶景を車窓からゆっくりと見ることができる。どのコースも、アテンダントの沿線の絶景ポイントのアナウンスなどを聴きながら車窓からの自然豊かな絶景とともに、丹後の土地でしか味わえない絶品の食事を堪能しながら非日常的な時間を過ごすことができる。

今後も、丹鉄は、地域の人々に愛される鉄道を目指していく考え。

WILLER TRAINS、全3コースを提供するレストラン列車「丹後くろまつ号」2024年秋冬コースを販売
「モーニングコース」

北近畿エリアで6店舗を展開する「パティスリーカフェ・カタシマ」がプロデュースした「モーニングコース」は、大粒の豆が特徴で黒豆の最高級品として知られる“丹波黒豆”をふんだんに使用した朝食プレート&デザートプレートを用意した。朝食プレートは、丹波黒豆を使用した黒豆と鴨スモークのキッシュと黒豆とマッシュルームのポタージュに、八鹿豚と朝倉山椒のキーマカレーや但馬ピクルス、天滝ゆずのドレッシングを使用した地元野菜のサラダをワンプレートで提供する。デザートプレートは、黒豆珈琲と木下酒造の日本酒「タイムマシーン」を使用したティラミス、木下酒造の日本酒「人喰い岩」のジュレ&氷上牛乳のクリーム、季節のフルーツプチタルトの3品を楽しめる。緑豊かな山間部を走行し、途中下車する「大江駅」では、駅の売店で地元の特産品の購入ができるほか、「大江山の鬼伝説」にちなんで全国の鬼を愛する人たちの手によって作られた鬼瓦公園を自由に散策し、旅の思い出として全国の鬼士の作品と記念撮影などをすることができる。「モーニングコース」は天橋立が終点のため、コース終了後に天橋立周辺の観光も合わせて楽しんでほしいとのこと。

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「ランチコース」

天橋立のふもとに佇むレストラン「アンソンベニール」がプロデュースした「ランチコース」は、丹後の豊かな食材、山の幸と海の幸を最大限に活かした和洋折衷のコース料理を用意した。前菜は、セイコガニを蒸しあげたテリーヌや久美浜産のさつまいもを使用したさつまいも饅頭、スモークサーモンのパテ、鴨のローストフローレンス風キッシュの4品で、丹後の自然の恵みを感じる一皿となっている。また、メインは海の幸ムースのパン粉焼きの魚料理と、豚肉のクリームソースの肉料理を用意しており、和と洋を織り交ぜた和洋折衷の料理を提供する。走行ルートは、天橋立駅を出発して西舞鶴駅まで行く海の京都をゆっくりと満喫できるルートとのこと。海が目の前に広がる「奈具海岸」では約15分停車し、沿線の中でも人気の絶景ポイントである水面からわずか6mの「由良川橋梁」の上を列車が徐行しながら走行するため、レストラン列車ならではの絶景をゆっくりと眺めながら過ごす特別なひと時を楽しむことができる。

WILLER TRAINS、全3コースを提供するレストラン列車「丹後くろまつ号」2024年秋冬コースを販売
「地肴コース」

舞鶴漁港の仲買人の資格を持つ「サカナテラス」の店主が目利きした地魚と、北近畿エリアの酒蔵で作られた三種の日本酒の飲み比べが楽しめる「地肴コース」を用意した。日本酒と合う地魚のカニ味噌焼きや茹でカニ足と地魚のお造り、久美浜牡蠣の揚げ出汁、クリームチーズの西京漬け、丹後ばら寿司ロールと、「海の京都」らしい海の幸をふんだんに使用した料理を提供する。地酒3種を飲み比べながら、新鮮な海の京都の魚を賞味してほしいという。乗車する前日や日中は、天橋立や夕日ヶ浦木津温泉などで宿泊や観光を楽しみ、夕方は「地肴コース」に乗車して京都方面へ帰るといったプランもおすすめだとか。絶景ポイントの奈具海岸では停車時間もあるため、レストラン列車から望む海の京都エリアの絶景をゆっくりと堪能しながら癒しの時間を過ごしてほしいという。

[コース料金]
「モーニングコース」~丹波黒豆満足コース~:6500円
「ランチコース」~丹後の恵みと海の幸の美食コース~:1万4500円
「地肴コース」~海の京都の魚と地酒~:5500円
(すべて税込)
[販売概要]
定員:1コースあたり20名
運行日:10月~2025年3月の金曜・土曜・日曜・祝日
予約:3ヵ月前同日発売、午前10時予約受付開始

WILLER TRAINS=https://trains.willer.co.jp