三井住友海上火災保険、欧州現地法人2社の統合検討を開始

三井住友海上火災保険株式会社(東京都千代田)は、欧州大陸現地法人のMS Amlin Insurance SE(ベルギー・ブリュッセル、以下「AISE」)と、MSIG Insurance Europe AG(ドイツ・ケルン、以下「MSIGEU」)の統合に向けた検討を開始した。

関連当局、また現地での各種承認を前提に、2025年夏ごろの統合完了、新体制による業務開始を目指す。

三井住友海上火災保険は、MS&ADインシュアランス グループの中核である損害保険事業を担う会社。グローバルな保険・金融サービス事業を展開している。

目的

欧州大陸ではAISEとMSIGEUの2社による事業体制を維持してきたが、欧州大陸事業の持続的な成長の実現に向けて、本検討を開始した。新会社は、欧州大陸の企業向け損害保険市場で上位5社に次ぐ規模となる。

欧州大陸におけるプレゼンスの向上、また、統合でのシナジー効果の追求による事業拡大、収益力強化を図る。

保険・保険代理店、保証サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら