ピクセルカンパニーズ、子会社のピクセルエステートを譲渡

ピクセルカンパニーズ株式会社(2743)は、同社連結子会社であるピクセルエステート株式会社(東京都港区、以下「PXE」)の全株式並びにPXEに対して、ピクセルカンパニーズが有する貸付債権を清水雅史氏(以下「清水氏」)及び海外法人1社、個人投資家1名の計3者に譲渡することを決議し、清水氏及び海外法人1社及び個人投資家1名と合意して当該譲渡をすることとした。

また、ピクセルカンパニーズグループの事業再編の完了に伴い、ディベロップメント事業及びエンターテインメント事業からの撤退を決議した。

ピクセルカンパニーズは、グループの経営方針、戦略策定及び経営管理、ホスト、サーバ、クライアントシステムのコンサルテーション、システム開発、金融業界を中心にシステム開発・構築を行うSI事業を行う。

PXEは、リゾート用地等の不動産開発・保有・販売、太陽光発電用地の開発、太陽光発電施設の施工・保有・販売を行う。

株式譲渡及び債権譲渡の理由

ピクセルカンパニーズは、システムイノベーション事業をピクセルカンパニーズグループの中核事業と定め、グループ全体の事業の選択と集中を掲げ、既存事業の見直しと今後のピクセルカンパニーズグループにおける中核事業の成長の可能性に対して経営資源を集中させグループ全体の企業価値向上を目指し事業再編の検討及び実施に取り組んできた。

ディベロップメント事業を展開するPXEは、再生可能エネルギー関連事業を主軸にしていたが、PXEはこれまで業績赤字が続いる状況から、当該事業を展開するPXEの株式を譲渡することを決定した。

PXE株式の譲渡し、不採算事業であったディベロップメント事業及びエンターテインメント事業からの撤退により、ピクセルカンパニーズグループの事業再編が完了した。

今後は、成長市場であるシステムイノベーション事業及びデータセンター事業に対して経営資源を集中させ、システムイノベーション事業の収益強化、データセンター事業の収益化に向けた取り組みを継続し、グループ全体の企業価値向上に取り組む。

譲渡株式数及び取得前後の所有株式の状況

(1)異動前の所有株式数(議決権所有割合):ピクセルカンパニーズ 200株(100%)
(2)譲渡株式数及び譲渡価額       :譲渡株式数 200株、譲渡価額 1万円
(3)異動後の所有株式数(議決権所有割合):
   ピクセルカンパニーズ 0株(0%)、清水氏 80株(40%)、
   国内法人 60株(30%)、個人投資家 60株(30%)

債権譲渡について

株式譲渡に伴い、ピクセルカンパニーズがPXEに対して有する貸付債権を清水氏及び海外法人1社、個人投資家1名へ譲渡する。
■関係会社長期貸付金:譲渡価額 10,000,000円、帳簿価額 1,210,848,085円

日程

(1)取締役会決議日      :2024年5月31日
(2)契約締結日        :2024年5月31日
(3)株式譲渡及び債権譲渡実行日:2024年6月1日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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